退職代行で退職しようか悩んでいます。デメリットがあるなら教えてほしい!落とし穴とかないの?
このような悩みを解決します。
退職代行サービスは、退職手続きの手間を省ける便利なツールとして注目されています。
しかし、実際に使ってみるとさまざまなデメリットやリスクが隠されていることがわかりました。
退職代行業者やニュースでは報道されていないことばかりです。
これでは利用して後悔する人が出てしまいかねません。
そこで本記事では、退職代行のリアルな10のリスクと、利用前に知っておきたい重要なポイントをご紹介します。
退職代行を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
退職代行のデメリットがヤバすぎる!実際に使ってわかった10のリスク
ここでは、僕が実際に使ってわかった退職代行のデメリットを10個ご紹介します。
他人の体験談は貴重ですからね。
安くない費用を払うわけですし、使う前にデメリットを知っておきましょう。
1. お金がかかる(自分で辞めれば無料)
退職代行を利用すると、数万円~数十万円の費用がかかります。
まあ多くの場合は3万円ぐらいですけどね。僕にとっては高いです。
一方で、自分で退職手続きを行えば、費用は一切かかりません。
切り替え手続きのめんどくささとかストレスとかは結構大きいですけどね。
退職代行サービスには便利な面もありますが、費用面でのデメリットは大きいといえるでしょう。
2. どの退職代行を選べばいいのかわからない、業者多すぎ
退職代行の業者は数多く存在しており、どの業者を選べばいいのか迷ってしまいます。
どんどん退職代行業者が増えてますからね。
というかSNSだけで判断して決めてるような人もいるみたいですけどマジで危ないです。
業者選定の難しさから、適切な業者を見つけられずに困ってしまう可能性があります。
特に民間企業の退職代行は会社の交渉ができないからやめられないリスクすらある、ということは最低限知っておくべきです。
3. そもそも辞められない可能性すらある
退職代行を使っても、結局のところ企業の了承が得られず、退職できない可能性があります。
ここで大事なのが交渉できるかどうか。
退職代行の中でも労働組合と弁護士の運営だったら交渉できます。しかし民間企業の退職代行だと交渉できないんです。
なので会社に拒否されたら公表すらできないからやめられないというわけですね。
退職代行に頼っても、最終的に自分で退職交渉をする必要があるのです。
4. 即日退職はあくまでも企業と合意がとれた場合に限る
これマジで知っておいてください。
退職代行を使えば即日退職が可能だと思われがちですが、実際には企業側の同意がなければ即日退職はできません。
退職代行で当日の朝に申し込んでやめたとかよく聞きますけど、あれはあくまでも一例です。
会社側がもうこいつはいっか、と判断して即日退職に合意したからやめられるわけであって、法的には2週間の猶予が必要ですし、就業規則も守る必要があります。
最近はすぐやめる新卒が多いので会社も諦めムードですけどね。
だって第二新卒で育成費用かからない別れを取った方がコスパいいもん
5. 同じ業界で繰り返すと転職できなくなるかもしれん
退職代行を繰り返し使うと、転職先で嫌われる可能性があります。
退職代行は利用がばれませんけど同じ業界での転職だとさすがにばれます。
理由は言うまでもなく同じ業界だからです。同じ業界にいる以上はどこかであなたのことを知ってる人がいて退職代行利用がバレます。
繰り返してたらなおさらです。
同じ業界での再就職が難しくなるかもしれません。
6. 退職代行は癖になりそうだった
これはいっていいのか迷いました。
退職代行でやめるのはものすごく楽です。
ぶっちゃけ癖になりそうでした。
ただね、退職代行を使うと楽になりますが、それが習慣化して自分で退職できなくなる可能性があります。
退職代行への依存は避けるべきで、自分で退職する力を持ち続けることが大切です。
逃げ癖がつくと何もできなくなりますよ。
7. 公務員は退職代行で辞められない可能性すらある
公務員の場合、退職代行を使っても退職できない可能性があります。
僕は公務員じゃないので詳しくないんですけど、公務員は民間の社会人とは違うみたいです。
法的な問題らしいですよ。
公務員ならではの特殊な事情があるのです。
なので公務員が退職代行で辞める場合は無料相談をちゃんとした方がいいです。
無料相談で退職代行業者に自分公務員なんですけどって聞いてやめられるかどうかを確認してから申し込んでください。
8. 退職後の人間関係が悪化するリスクもある(どうでもいい職場なら問題なし)
退職代行を使うと、上司や同僚との人間関係が悪化する可能性があります。
まあ想像に難くないですよね。
直接退職の挨拶ができないことで、関係性が損なわれるかもしれません。
とは言ってもクソ上司、クソ同僚みたいな嫌な人の集まりみたいな会社だったら全然問題ないです。
9. 退職代行に理解のない人が一定数はいる、そいつらが面倒くさい
僕は退職代行でやめた時そんなに問題にはなりませんでした。
でもね、一定数はよく思ってない人がいたみたいです。陰でグチグチ言ってたらしいです。
まあどこにでもいると思いますけどそういう連中を相手にするとめんどくさいです。
無視すればいいんですけどできない場合もあるじゃないですか。
なので面倒な連中がいたらサクッとしっかりと準備をして退職代行でやめることをおすすめします。
10. 悪質な業者に注意が必要
退職代行の業者の中には、悪質な業者も存在します。
個人情報の管理が不十分だったり、適切な対応をしないこともあります。
なんならやめられない可能性めっちゃ高いですからね。
中には2万円以下、5000円とか1万円とか1万5000円とか、退職代行業界の中では破格の格安の料金でやってる退職代行がいるんですけど、そもそも退職できないリスクの方がでかいです。
個人的には3万円ぐらい払って労働組合と提携とか労働組合が運営している退職代行をおすすめします。
退職代行を使う前に知りたかった、退職代行でやめる本当のデメリット
ここでは、僕が退職代行を使った後に、先に知っておきたかったことをまとめました。
1.法律を知っていれば自分で辞めたほうがいい
退職代行を使えば、法的な要件である「14日前の予告」を満たすことができます。
しかし、労働法規を理解していれば、自分で退職手続きできますよね。
少なくとも民法627条さえ知っていれば、2週間の労働で退職できるわけですし。
しかも、自分で退職すれば、退職代行に支払う費用もかかりません。
退職代行を利用すると、数万円~数十万円もの費用がかかります。
一方で、自分で退職手続きを行えば、一切費用はかかりません。経済的にはお得に退職できるのです。
2.本当に追い込まれている人以外が使うべきではない
退職代行は、ストレスから逃げるための手段に過ぎません。
適応障害などで心身の健康が危ぶまれる場合を除いて、退職代行に頼るのは避けるべきです。
ただの逃げ道になってしまうのです。
ハラスメントされているとか同僚から決められてるとか本当にきつい人だけが退職代行を使うべきです。
新卒あるあるみたいななんかイメージと違うとか、配属ガチャに失敗したとか、甘々な理由で使うものじゃないです。
使ってもいいと思いますけどマジでいらない人材にしかなれません。
3.転職と退職はセットなので退職も経験したほうがいい
転職を考えるなら、退職の経験も積むべきです。
終身雇用が崩壊しつつある今、転職は当たり前の時代です。
退職代行を使えば、退職の経験を積めなくなってしまいます。
転職のたびに退職代行で何万円も払うんですか。それは嫌ですよね。
将来のことを考えるなら本当に辛い場合を除いて自分でやめるべきです。
退職代行には便利な面もありますが、デメリットも大きいのが実情です。
法律を理解し、自分で退職手続きを行うことをおすすめします。追い込まれている場合を除いて、退職代行に頼るのは避けるべきでしょう。
退職代行で後悔した点は4つあった
結論から言うと、退職代行は使ってよかったですが、当時は後悔した!と思う点もありました。
実際に使ってみて、退職完了した今だからこそいえることですが、完了するまでは不安な点がいくつかあったんですよね。
当時、僕が後悔したと思った点は下記の4つです。
- 即日退職はできなかった
- 罪悪感を感じる
- 退職代行業者の選び方がわからずストレスが溜まった
- 会社から連絡が来てしまった
まず1つ目は即日退職できなかったこと。
すぐやめる気だったのですぐやめられないとわかってショックでしたね。
まあ法的に2週間必要になるのでしょうがないですけど。
2つ目は罪悪感を少し感じたこと。
パワハラモラハラ40代クソ女上司(独身・息が臭い)に対してはゴミ以外の感情がなかったですけど、お世話になった人に対しては申し訳ないなと思いました。
まあ健康優先でやめましたけどね。
3つ目は退職代行の選び方がよくわかんなかったこと。
結局退職代行ジョブズにしたんですけどたどり着くまでに時間かかりました。まあこれは後悔というよりも必要な時間だったのかなと思いますけど、退職代行のデメリットは使ってみないと分からなかったです。
4つ目は会社から連絡が来たこと。
なんか人事から電話来たんですよね。それで結局2週間経たないとやめられなくなってしまいました。
退職代行業者に会社に対して僕に連絡してくんなよと、伝え忘れてたのが原因ですね。
ちゃんと釘を刺しておくべきでした。
退職代行で辞めたほうがいい人の特徴
ここでは退職代行で辞めた方がいい人の特徴をピックアップしてみました。
絶対じゃないですけど参考にしてください。
直接対話が困難な場合
上司や人事部との関係が複雑で、直接退職の意向を伝えることが精神的に大きな負担となる場合は、退職代行をおすすめします。
特にハラスメント受けてる場合。これはもう退職代行案件です。
自分を守るために退職代行を使うべきでしょう。
ハラスメント野郎のせいであなたが心とか体を壊す必要ないです。
頑張るあなたは素敵ですがそこは頑張らなくていいです。逃げてください。
過去に退職を拒否された経験がある場合
以前に退職の意向を伝えた際、上司から強く引き留められたり、無理やり退職を撤回させられたりした経験がある人も退職代行を使うべきです。
完全にブラックですね。すぐ逃げた方がいいです。
また、会社は法的に拒否できないのですが、拒否している時点でまともではありません。
退職代行で確実に辞めるべきでしょう。
メンタルヘルスが損なわれている場合
職場のストレスや人間関係の問題などで、精神的に不安定な状態にある人も退職代行を使うべきです。
精神が壊れるとね治らないんですよ。
うつ病なんかそうでしょ。精神がやられると回復できるかわかんないし時間かかります。
そうなる前に退職代行で脱出してください。
退職手続きに関する知識が不足している場合
退職に関する法律や手続きに不慣れで、何から始めればよいかわからない人にも退職代行がおすすめです。
まあ経験しといた方がいいっていうのが僕の持論ではありますけど、余裕がない時もありますよね。
そういう時は退職代行でいいと思います。
退職代行サービスは、退職に必要な手続きを適切に行うサポートを提供してくれるため、スムーズに退職プロセスを進めることができます。
なんなら契約した段階で退職代行業者の人にいろいろ聞いてください。
次回の退職で自分でやればいいんです。
迅速な退職を希望する場合
新しい仕事の開始日が迫っているなど、時間的な制約からできるだけ早く退職したい人にも退職代行はおすすめです。
なぜなら、お金を払うだけであとは全部やってくれるからです。
それに転職活動に使える時間が増えるからですね。
転職に集中できるので、速さを重視している方にとっては特に有用ですよ。
退職代行で辞める流れ
最後に退職代行でやめる流れを解説します。
退職代行を利用する前に確認すべきこと
退職代行を利用する前に、まず自分の退職理由や条件を明確にしておく必要があります。
ここを明確にしておかないと退職に失敗するリスクがあります。
また、退職代行業者の選定も重要です。
適切な業者を選ばないと、スムーズな退職手続きができない可能性があります。
おすすめは労働組合か弁護士が運営する退職代行です。
民間企業の退職代行だと交渉できないので問題があった時に対応できません。
無料相談をしてから退職代行業者に依頼する
退職理由や退職条件などを伝えて、退職代行業者に依頼します。
依頼の前に無料相談があるので、無料相談の段階で退職理由とか自分の要望を伝えてください。
業者が辞められるかどうかを判断してくれます。
契約&企業との交渉開始
無料相談で契約する流れになったら入金が必要です。
入金完了したら契約が成立します。
それから退職代行業者が企業との交渉を行います。
退職日や退職金など、具体的な条件について話し合いが行われますので、要望を全部伝えましょう。
あとは結果待ちです。
退職手続きの完了
企業との合意が得られたら、退職代行業者が退職手続きを完了させます。
退職代行からあなたに連絡が来ます。何日にやめるとか有給を使えるとか退職金がどうなったとかですね。
あとは対応物の返却とか保険証どうするとか色々ありますけど、業者がやってくれます。
あなたは言われた通りに対応すればいいだけです。
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まとめ:退職代行のデメリットも知ったうえで利用すれば後悔しない!
結論から言うと退職代行は本当に必要な人だけが使うべきです。
非常に有用なサービスですし使いたくなりますよね。
でもただ楽をしたいっていうだけで使うのは違います。いずれ後悔すると思います。
なので、本当に必要な人だけ、本当に追い込まれてる人だけに退職代行をおすすめします。
そうしないと残念な人間になりますよ。
退職代行のデメリットも知った上で活用を検討してください。
今回は以上です。