Helckの感想と評価！最終回まで読んだネタバレあり忖度なしレビュー

このような悩みを解決します。

今回は、2023年7月～アニメが放送開始の「Helck（ヘルク）」について、最終回までマンガを読んだので感想をまとめました。

「人間、滅ぼそう」から始まる作品でしたが、途中から自分も「人間、滅べ！」とか「やっぱり救おうぜ！」とか思って熱中していましたね。

個人的には、めっちゃ面白かったです！

どのくらい面白かったかというと、銀魂を劣化させた寒いギャグマンガ（クソだな）かと思っていたら、急にシュール展開になり、シュール系なのか？と思ったらやっぱりギャグじゃねぇか！と思ったらシュール×ギャグだったという感じです。

はい、意味わからんけど面白いんだなと思っていただければ幸いです。

最初はね、

• 「この主人公っぽいマッチョ、ブサイクだな」
• 「ありきたりな話になりそう」
• 「ちょっとひねって他の作品とは違うんだぞアピールか？」

とか思っていましたが、見事に裏切られました。

本当に、最終回まで楽しく読ませていただきまして、ありがとう、七尾ナナキ先生という感じです。

前置きはこの辺にして、ネタバレをちょっと含んだ感想を書かせてくださいね。

Helck（ヘルク）のアニメや漫画を第1話で切るのはもったいないです

最初に言わせてください。

もし、あなたがアニメや漫画のHelck（ヘルク）第1話だけを見て「やめよっかなぁ～」と思っているなら、やめないでほしいです。

なぜなら、面白くなるのは話の最初ではないから。

１が最初で5が終わりだとしたら、２くらいから面白くなるんです。

そのため、最初で切るのはもったいない。

毎日1時間以上を漫画に費やしている僕でさえ、本当に、ヘルクは傑作だと感じています。

そこらへんにあるなろう系のありきたりな作品とは比になりません。

本当に、よく考えられていて、気づいたら読み終えていたパターンです。

まあ、記事執筆時点（2023年6月5日）でアニメはまだやっていないので、クソアニメにならないことを祈ります。

原作の漫画Helck（ヘルク）は傑作だと、繰り返し言わせてください。

Helck（ヘルク）を最終回まで読み終えた感想と評価【ネタバレあり】

Helck（ヘルク）を最終回まで読み終えた感想と評価は、下記の通りです。

まず、何が良かったかというと、キャラクターの個性です。

一人一人（匹もいます。体かな？）の個性が際立ち、作品をいい意味で盛り上げているですよね。

シュールな展開きたー！と思ったら、ギャグ担当のピウイがギャグをぶっこむ、そして空気が一変するんですけど、この空気感がいい。

キャラの表情がアホすぎてウケました。

ちなみに、画力は5段階で4.0にしておりますが、絵は普通にうまいです。

漫画の最初の方が連載当初あるあるで微妙に感じていたので低くしておりますが、作品終盤にかけては非常にうまいですね。

アズドラ様とかちょーイケメンですし、アンちゃん（ヴァミリオちゃん）もかわいいです。

4人の王の正体とか合体？は気持ち悪すぎですが、うまい証拠ですし。

あとは、ストーリー構成ですが、読者として見事に振り回される構成＆伏線でした。

読み終えると、はえーって感じで関心が先に来ましたね。

とまあ、感想はこの辺にしておきましょう。

とにかく、Helck（ヘルク）はちょー面白かったです。

Helckの最終回ネタバレ！結末は如何に…

Helckの最終回は、本当に美しいものでした。

よくある作品ではなく、たぐいまれな美しい終わり方。

本当に、1話切りをしなくてよかったです。

ヘルクとアンちゃんが、恋人関係にならず、最後まで「友」だった。

Helckの最終回はダークファンタジー要素とは思えないほど、友情に満ち溢れた、素晴らしいものです。

完全なネタバレなので、ご注意ください。

最終回を見ていない人には読んでほしいけど、読んでほしくない（笑）

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Helck（ヘルク）が面白い！魅力はなにか

Helck（ヘルク）を読み終えた身として、個人的にHelck（ヘルク）の魅力をまとめてみました。

1. 際立つキャラクターの個性（顔とか性格とか）
2. シュールとギャグを織り交ぜた見事なストーリー構成
3. そこでくる？というタイミングでのギャグ
4. ギャグとマッチしたキャラの表情

サクッといきますね。

際立つキャラクターの個性（顔とか性格とか）

先ほども触れましたが、キャラクターの個性がすごいです。

不思議と、「これ、だれだっけ？」とならないんですよね。

作品に対する理解が深まりやすいので、非常に楽しめました。

ストーリー構成も難解ではありませんし。

おそらく、登場人物の数と描き方、見せ方などが秀逸なのだと思います。

悪者（ミカロス）にも正義があって、というか仕方ないような理由があってああなったとか、わかりやすいです。

シュールとギャグを織り交ぜた見事なストーリー構成（ピウイとか）

シュールとギャグをうまく織り交ぜた点も、Helck（ヘルク）の魅力の1つだと思います。

銀魂をイメージしてください。

シュール回とギャグ回が交互にくるじゃないですか。

あれはあれで面白いのですが、ヘルクの場合はシュール中にギャグをぶち込んできます。

そう、シュールシーンなのに、ギャグがぶちこまれてて、ええ？！と思います。

なのですが、不思議と違和感なく、笑えちゃうんです。

おそらく、キャラの魅力が際立っていて、このキャラ（主にピウイ）なら仕方ないという認識を刷り込まれたせいだと思います。

そこでくる？というタイミングでのギャグ

はい、前述した通りです。

ここで？というタイミングでギャグがくるのも、ヘルクの魅力かと。

まじで、え？今？ここで？というタイミングなので、なんか癖になりますｗ

ギャグとマッチしたキャラの表情

最後に、画力も素晴らしいと思いました。

最初がイマイチだと思っていた描写ですが、話数が進むにつれてどんどんうまくなりましたね。

七尾ナナキ先生の成長がすごいです。

何より感動したのが、ギャグとマッチしたキャラの表情ですね。

特にピウイ、これもまたピウイなのですが、あの顔がたまらなく好きになりました。

「こんにちは！」というただの挨拶なのに、勢いと顔（表情）のせいで笑えます。

見せ方が非常にうまいんですよね…

ふふっ。

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Helckのピウイの正体は？鳥ではない？

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#Helck キャラクター紹介
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ピウイ　CV：井澤詩織

ピョエピョエ鳴いてキウイみたいな姿の
人語も話せる不思議な生き物（鳥ではない）。
人懐っこい性格。#ヘルクhttps://t.co/vyHUYjK7ET pic.twitter.com/M8bXqPnRH6

— Helck_anime (@Helck_anime) June 6, 2023

Helckに登場するピウイ。

ピウイは鳥ではないということがわかっていますが、その正体は…「世界樹の精霊（苔）」でした。

原作で、下記のように表現されています。

「唄え、唄え、世界樹より生まれし精霊よ。お前の大好きな平和を願って。」

はい、ピウイの正体は鳥ではなく、世界樹の精霊（苔）でした。

苔って…ｗ

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Helck四天王の残り2人は登場しない？

結論からいうと、Helckでは四天王の残り二人は登場しませんでした。

根拠は、なんとなく世界観がつながっている感じがするためです。

はい、勘です。

でもね、ヴェルンディオを読んでいると、やっぱりHelckと繋がっているきがするんだよなぁ。

というわけで、Helckでは残り二人の四天王の存在はいわれているものの、どこの誰なのかといった情報は出てきませんでした。

Helckに登場する四天王：1人目は赤の四天王「ヴァミリオ（通称：アンちゃん）」

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#Helck キャラクター紹介
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ヴァミリオ　CV：小松未可子

魔界の帝国四天王の一人。
ヘルクの存在を訝しみ、素性を探る。
炎属性の魔法を得意とする。
戦闘レベル78。

⬇️その他のキャラクター紹介はコチラhttps://t.co/nx8wGBh66M pic.twitter.com/dzkcDNzMo3

— Helck_anime (@Helck_anime) April 11, 2023

赤のヴァミリオと呼ばれる帝国四天王の一人。

戦闘レベルは78。身長は152㎝。新魔王決定戦の責任者です。

ヘルクを疑いまくっていましたが、最後はマジのマジで「親友」と呼べる存在になりました。

アンちゃんがいなかったら、ヘルクは死んでいましたからね。

Helckに登場する四天王：2人目は樹木を操る四天王「アズドラ」

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#Helck キャラクター紹介
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アズドラ　CV：松岡禎丞

帝国四天王の一人。
樹木を操る魔法を得意とする。
ヴァミリオを溺愛しているが
本人からは疎まれている。
戦闘レベル73。

⬇️その他のキャラクター紹介はコチラhttps://t.co/O7LyZS8MVq pic.twitter.com/Xv4dy8r3oM

— Helck_anime (@Helck_anime) April 14, 2023

2人目の四天王はアズドラですね。

クソイケメン。

戦闘レベルは73と非常に高いですが、昔はもっと強かったそうな。

てか、アズドラさんいなかったらヘルクもアンも死んでたしな。

マジでアズドラさんかっこいい。

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Helck（ヘルク）は打ち切られたの？

なんか、Helck（ヘルク）が打ち切られたとかいうワードを目にしたので調べてみましたが、そんなことはなかったようです。

はあ、アニメ化して有名になると、すぐ「打ち切り」とか「つまらない」とかいうワードが生まれますねぇ。

まあ気持ちはわかりますし、面白いのかそうではないのかが知りたい気持ちもわかりますが…

根拠は下記の2つ。

1. 作品の終わり方が不自然ではない（違和感がない）
2. 打ち切られた情報がない

まず、ストーリーが完璧なんです。

きれーいに終わっています。

続編を書く気になれば描けるでしょうが、鬼滅の刃みたいにきれいに終わっています。

次に、打ち切られた情報をも探しましたが、特にありませんでした。

雑な推測で推測とすら呼べないかもですが、打ち切られた可能性は低いかと。

Helck（ヘルク）も面白いが、異剣戦記ヴェルンディオも面白い

Helck（ヘルク）は傑作ですが、もう一作品ご紹介させてください。

「異剣戦記ヴェルンディオ」というマンガです。

こちらもHelck（ヘルク）と同じ作者「七尾ナナキ」先生の作品ですが、個人的にはHelck（ヘルク）より面白いと感じています。

こちらが、異剣戦記ヴェルンディオです。

絵柄が同じなので、すぐにわかりますね。

内容は、こちらもファンタジーとなっています。

夢はマイホームを買って平穏な生活を送ること！
傭兵歴10年のクレオは数年遊んで暮らせる大金を稼ぐため、王国からの「山賊討伐」の依頼を引き受ける！
しかし、そこで出会ったのはーー！？？

『Helck』の七尾ナナキが描く、拠点防衛ファンタジー開幕！

出典：裏サンデー

これだけだと、よくわかりませんよね。

まあそんなもんです。

ただ、傑作なのは保証します。

実際に読んだ方が早いので、気になる方は1話～ご覧ください。

1話の試し読みだけで、面白さがわかるはずです。

まとめ：Helck（ヘルク）はマジで傑作だと思います

Helck（ヘルク）の感想と評価をまとめさせてもらいました。

Helck（ヘルク）はまじで傑作だと思います。

キャラクターの個性といい、ストーリー構成といい、いい感じで放り込まれるギャグとキャラの表情といい、すべてが面白いです。

もし、アニメや漫画の第1話を見て「これどうなん？」と思っているなら、ぜひ見続けてほしいですね。

もちろん、人それぞれ好みはあるので合わない人もいるでしょうが、苦痛でないならみてほしいです。

とくに原作の漫画は、ギャグが秀逸なのでご覧いただければ幸いです。

七尾ナナキ先生、感動をありがとう。

またね～。