バイト大学生も使える退職代行！流れ・リスク・メリットを徹底解説

このような悩みを解決します。

2024年になってから、退職代行が一世を風靡しています。

新卒が入社数日でやめたり、数か月でやめたりしているためですね。

バイトやパートの方においても、退職代行が使えるの？と疑問を抱く方も少なくありません。

結論からいうと、バイト大学生であっても退職代行でやめることができます。

退職代行は労働者の権利である「退職」を代わりに行うサービスであり、退職の権利はすべての労働者にあるためです。

本記事では、退職代行でバイト大学生がやめる流れやメリット、注意点をまとめていますので、ぜひ参考になさってください。

退職代行はバイト大学生でも使える！どんな場合に使う人が多い？

結論、バイトの大学生であっても退職代行で辞めることができます。

では、どのような状況で多くの人が退職代行を利用しているのでしょうか。

主なケースを以下に紹介します。

上司との関係がこじれた場合

職場の人間関係は、働きやすさに大きく影響しますよね。

特に、上司との関係が悪化すると、毎日のバイトが精神的に辛くなり、やめる人は少なくないでしょう。

辛い状況から早急に抜け出したい場合に、退職代行はよく使われます。

退職を拒否されている場合

退職を申し出たにも関わらず、上司から拒否されるケースもあります。

よくあるのは「次の人が見つかるまではやめさせない」とか、「別の人を連れてこい」ですね。

あれ、普通に違法行為です。

法律上、正当な理由なく退職を拒むことはできませんが、特にアルバイトとしての立場では、そのような不当な扱いを受けやすいですよね。

自分で言い出せない場合

退職の意思を直接伝えることが精神的に大きな負担となる場合もありますよね。

特にコミュニケーションが苦手な人や、人間関係に疲れている人はそうでしょう。

自分では言い出せないけどどうしても辞めたい方にとって、退職代行はヒーローのように映るのです。

とにかくすぐに辞めたい場合

急に学業が忙しくなったり、他にやりたいことが見つかったりと、さまざまな理由で「とにかくすぐに辞めたい」と考えることもあるでしょう。

大学生なのですから、なおさらだと思います。

でも、自分で辞めるとなると時間も手間も取られるので嫌！という方が、退職代行で辞めるケースが増えていますね。

退職代行を使ったほうがいい大学生アルバイトのケース

ここでは、退職代行を利用したほがよさそうな大学生アルバイトのケースを紹介します。

1. 学業とアルバイトの両立が難しい場合

試験期間やレポート提出期限が近づいているなど、学業に専念する必要がある時期にアルバイトのシフトが重なると、両立が難しいですよね。

いっそのことやめてしまおう！という方も少なくないでしょう。

しかし、忙しさのあまり退職の手続きに時間を割けないことがありますよね。

退職にかかる時間すら惜しい場合、退職代行が推奨されます。

2. 職場環境が精神的に負担になっている場合

職場での人間関係や仕事のプレッシャーが原因で、精神的に不安定になっている場合も、退職代行サービスの利用が適しています。

特に上司との関係がこじれている場合ですね。

顔を見るだけで互いに不愉快になるあれです。

あれはマジで辛いので、退職代行がおすすめです。

3. 退職の意思を拒否される可能性がある場合

アルバイト先で退職の意思を伝えても、退職を拒否される人もいるでしょう。

退職は労働者の権利ですが、一部の雇用者は知識が足りていないんですよね。

拒否された以上、条件に則って対応することも可能でしょうが、面倒ですしストレスもかかるはずなので、代行でサクッと辞めるとコスパが良いです。

4. できるだけ早く退職したい場合

新しいアルバイトを見つけたり、急に学業が忙しくなったりした場合、できるだけ早くやめたくなりますよね。

退職代行なら、申し込んですぐの退職も可能なのでおすすめです。

ただし、雇用主が了承した場合に限るので、即日ではなく2週間かかることが多いです。

大学生アルバイトが退職代行を利用するメリット

大学生アルバイトが退職代行を利用することには、以下の3つのメリットがあります。

1. 即日退職しやすい

通常、アルバイトを辞める際には2週間以上前に退職日を上司に伝える必要がありますが、退職代行を利用すれば即日での退職できるかもしれません。

なぜなら、退職代行業者が即日退職の通達をしてくれるためです。

法的にも、最長2週間でやめられますよ

アルバイトを続ける理由で退職が引き延ばされることもありますが、退職代行サービスを利用すれば引き延ばされたとしても、担当者が勤務先と話をしてくれるため、アルバイトに行かずに済みます。

そのため、精神的な負担も軽減されます。

2. 上司と直接話さなくて済む

退職代行サービスを利用すると、上司と直接顔を合わせずに退職手続きが進められます。

上司が嫌いとか、関係がこじれているときは顔も見たくないですもんね。

ストレスなくアルバイトを辞めることができます。

3. 有給休暇を消化できる

退職代行サービスを利用すれば、有給休暇を消化した上でアルバイトを辞めることができます。

なぜなら、即日退職の多くは「実質」即日退職だからです。

有給や欠勤をして、法的に定められている退職期間の「2週間」を乗り切るんですよね。

結果的には、有給も無駄なく使えて辞められますよ。

大学生アルバイトが退職代行利用によって生じる将来的なリスク

大学生時代にアルバイトを経験することは、社会人としての一歩を踏み出す重要な機会です。

退職まで自分でやれたら良いのですが、やむを得ず退職代行を使うことになった人もいるでしょう。

ここでは、退職代行を使ったことでどのようなリスクがあるのかご紹介します。

使いすぎなければ問題ないですが、使い過ぎはご注意ください

1. 逃げ癖がつくリスク

退職代行サービスを利用することで、直接的な対立や嫌なこと逃れることができます。

数万円払うだけで面倒ごとから逃げられるので、癖になるリスクがあるんですよね。

繰り返すことで、困難な状況に直面した時に立ち向かう代わりに逃げる「逃げ癖」がつくということです。

社会人としてのキャリアを積む上で、対人関係の管理や困難な状況への対処能力は非常に重要です。

逃げ癖がつくと、これらの重要なスキルの発達が妨げられる可能性があります。

2. 就職や転職で不利になるリスク

大学生がアルバイトを辞める際に退職代行を利用すると、将来の職場での信用を損なう可能性があります。

なぜなら、逃げ癖があったり、責任感がなかったりする人を採用することは、企業からするとリスクでしかないためですね。

問題解決能力やコミュニケーション能力に疑問を持たれることがあります。

とはいえ、退職理由が正当なら、退職代行の利用がマイナスになることはほとんどありませんのでご安心ください

上司にハラスメントをされていたとか、精神的に苦痛だったなら、そりゃあやめますもんね。

アルバイト向け退職代行の料金相場

アルバイトやパートの方が退職代行を利用する際の料金相場は、一般企業、労働組合、弁護士事務所の3つの業者によって異なります。

以下では、それぞれの業者の料金相場について詳しく説明します。

一般企業の料金相場

• 一般企業：2万〜3万円程度

アルバイトやパートの方にとって、一般企業を利用することが一番一般的です。

費用は一番安いですが、確実に退職できるかどうかというと微妙ですね。

なぜなら、専門性や交渉権がないためです。

あなたの代わりに会社に電話して「やめる」ということしかできないので、確実に辞められるとはいえません。

そのため、労働組合か弁護士の退職代行がおすすめです。

労働組合の料金相場

• 労働組合：3万円程度

労働組合の退職代行サービスは、アルバイトやパートの方にとっても利用しやすい料金です。

強みは、労働組合だからこその権利である「交渉権」ですね。

民間企業だと交渉不可なので企業と交渉できませんが、労働組合ならできます。

そのため、不利な条件を押し付けられることはないですし、要望通りの退職ができるでしょう。

弁護士事務所の料金相場

• 弁護士事務所：3万〜5万円程度

弁護士事務所は、退職金の交渉や訴訟が必要な場合に利用されることがあります。

退職時に訴訟を起こす予定だったり、損害賠償請求を受けるリスクがある場合は弁護士がおすすめです。

大学生アルバイトが退職代行でやめる具体的な流れ

退職代行を利用する際の具体的な方法について説明します。以下のステップを参考にしてください。

ステップ1: 依頼先を選ぶ

まずは退職代行の依頼先を選びましょう。

多くの業者が無料相談を行っているため、気軽に相談や質問をすることができます。選ぶ際には以下のポイントを確認してください。

• これまでの実績数
• 運営元
• 支払い方法
• 料金システム
• オプション料金の有無
• アフターフォローの有無
• 即日退職に対応しているか

次章でおすすめの業者をご紹介するので、良かったら参考にしてください

ステップ2: 契約を結ぶ

相談内容に納得したら、契約を結びます。

契約時には入金が必要な場合もありますので、入金方法や金額を確認しておきましょう。

支払いは前払い、後払い、分割払いが選べることが多いです。

ステップ3: 打ち合わせを行う

契約後は、退職に関する詳細な情報を提供するための打ち合わせが行われます。

ヒアリングシートを用いて、以下の情報を共有します。

• 退職希望者の個人情報
• 勤務状況
• 会社への連絡希望日
• 退職希望日と有給休暇の消化の希望
• 退職理由
• 書類郵送先の住所
• 会社からの連絡拒否の確認
• 会社からの貸与品の有無
• 会社から返却してほしいものの有無

この打ち合わせを通じて、スムーズな退職手続きを進めるための情報を正確に伝えましょう。

ステップ4: 退職代行業者が手続きを進める

打ち合わせが終わったら、退職代行業者が手続きを進めてくれます。業者の担当者が退職の意思を会社に代理で伝え、退職手続きを進めます。

退職が受理されたら、退職関連の書類が職場から郵送されるので、しっかり受け取っておきましょう。

大学生アルバイトが退職代行を利用する上での注意点

アルバイトの退職代行を利用する際には、以下の注意点に留意する必要があります。

1. バックレは避けましょう

退職時には、バックレ（突然の欠勤や辞めること）を避けることが重要です。

なぜなら、バックレをすると退職後の手続きが円滑に進まなかったり、損害賠償を請求される可能性があるからです。

アルバイトのバックレは企業にとって害悪でしかないです。

書類の送付が遅れたり損害賠償が請求される可能性もあります。

そのため、バックレを避けるためには適切な手続きで退職することが大切です。

2. 有期雇用の場合は就業規則を確認しましょう

有期雇用のアルバイトの場合、退職代行を利用しても退職が難しいことがあります。

通常、雇用期間中に退職することは規則違反と見なされるため、契約期間内に退職することはできません。

契約により雇用期間が定められているため、退職代行サービスを利用しても退職が難しいのです。

ただし、特定の条件や方法を満たせば契約期間中でも退職が可能な場合があります。

そのため、具体的な条件や方法については、契約書や労働組合に相談する必要があります。

3. 労働組合や弁護士対応の退職代行を選びましょう

退職代行サービスを選ぶ際には、労働組合や弁護士対応のサービスを選ぶことがおすすめです。

労働組合や弁護士事務所が提供する退職代行サービスでは、アルバイト先との交渉や未払い賃金の請求、有休消化などができるためですね。

また、弁護士監修の退職代行では、損害賠償請求にも対応できます。

労働組合や弁護士事務所が運営している退職代行サービスを選ぶことで、トラブルなくスムーズな退職ができるでしょう。

大学生アルバイトにおすすめの退職代行

まとめ

アルバイトでも退職代行を利用することができ、即日退職や上司との対面を避けられるなどメリットが多数あることがわかりました。

料金相場も2万円~5万円程度と、コストも抑えられます。

退職時の注意点としては、バックレや有期雇用の場合の留意事項、さらには労働組合や弁護士対応のサービスの活用などが重要です。

アルバイトを円滑に退職したい方は、様々な選択肢を検討した上で退職代行サービスの利用を検討してみましょう。

よくある質問

アルバイトでも退職代行が利用できるの?

アルバイトの方でも退職代行を利用することができます。正社員だけでなく、アルバイトやパートの就業形態の方々も退職代行サービスを利用できるのです。退職代行では即日退職が可能となり、上司と直接会わずに退職手続きを進めることができ、有給休暇の消化も可能になるため、大変便利なサービスと言えるでしょう。

大学生アルバイトにはどんなメリットがあるの?

大学生アルバイトには、即日退職しやすい、上司と直接話さなくて済む、有給休暇を消化できるといった3つのメリットがあります。退職代行の利用によって、精神的な負担を軽減しつつ、スムーズにアルバイトを辞めることができます。

料金相場はどのくらいなの?

アルバイトの退職代行の料金相場は、一般企業が2〜3万円、労働組合が3万円程度、弁護士事務所が3〜5万円程度となっています。ただし、追加料金が発生する場合もあるため、事前に確認をすることが重要です。

退職代行の具体的な利用方法は?

退職代行の利用方法は以下の4つのステップで行います。1. 依頼先の選択、2. 契約の締結、3. 詳細な打ち合わせ、4. 退職代行業者による手続きの進行です。これらのステップを踏むことで、スムーズな退職が実現できます。