退職代行は裏切りじゃない！迷惑をかけずに退職する方法を解説

このような悩みを解決します。

退職代行を使おうとしたものの「裏切り」というワードが出てくると不安になりますよね。

裏切者扱いされるの？それは嫌だけどやめたい・・・とより不安になった方も少なくないはずです。

結論からいうと、退職代行でやめても裏切りではありません。

なぜなら、退職の手段の1つが退職代行であり、あなたは手段の1つを使おうとしているだけだからです。

そもそも、裏切りとか言う人は時代遅れなんですよね

現代に適応していないだけなので気にする必要はないです。

とはいっても、まだ不安がぬぐえないと思うので、本記事では、退職代行が裏切りではない理由、裏切りと考える人の特徴、円満に辞めるコツをまるっとご紹介します。

ぜひ参考になさってください。

退職代行は裏切りではない理由

退職代行を利用することが「裏切り」ではない理由をご紹介します。

1. 会社や上司が退職しにくい状況にしていることが悪いから

会社によっては、退職を言いづらい雰囲気を作っている場合があります。

そもそも、退職は労働者の権利なので、退職しにくい、もしくはできない状況を作っている会社が悪いんです。

退職代行を使うとか使わないとか、それ以前の問題ですね。

たとえば、他の人に大きな迷惑がかかる状況やパワハラを受けている場合。

退職が難しい状況であるならば、退職代行を利用することは裏切りではなく、会社が退職を言いづらい状況を作っていることが問題です。

2. 労働者は会社を辞める権利があり、権利を使うだけだから

労働者は、会社に入る権利と同じくらいに会社を辞める権利も持っています。

民法第627条でも制定されていますよ。

雇用の期間に定めがないときは、解約（＝退職）の申入れから2週間が経過すると雇用契約が終了する（民法第627条第1項）

退職代行を利用することは、正当な権利を行使するための手段であり、裏切りとは言えません。

3. 会社が将来の責任を負ってくれるわけではないから

退職せずに会社に残っても、会社は将来の責任を負ってくれるわけではありません。

たとえば、無理をして倒れた場合でも、会社は退職させて終わりです。

そうなる前に、退職代行を使って回避することの何が悪いのでしょう？

退職代行を利用して自分のしたいことに時間を割くことは、無駄ではなく、自分を守るために行動することに過ぎないのです。

4. 退職代行は「退職を代行してくれる」正当なサービスである

退職代行は一種の代行サービスです。

退職の権利を代わりに執行してくれる正当なサービスなんですよね。

退職したいけど自分では手続きができない人、言い出せない人っていると思います。

そういう方のためのサービスです。

退職代行を利用することは裏切りではなく、自分の将来や幸せのために正当な手段です。

僕は退職代行で辞めても裏切りとは言われませんでした

僕はパワハラクソ女上司から逃げるために退職代行を使いました

その際、周りから裏切者なんていわれませんでしたし、むしろ逃げられてよかったね、とさえ言われました。

それほど、周りから見てもクソ女の横暴はひどかったということだと思います。

人それぞれ状況は違うので、僕のように問題なく辞められない人もいるかもしれません

ただ、大事なのは周りからどう思われるかではなく、自分自身が助かるためです。

自分の人生を守るため、心と体の健康を守るための退職代行なので、裏切りとか頭おかしいとか、クズとか思われたらどうしよう・・・なんて思わないでください。

それよりも、自分の人生を、心と体を守りましょう。

退職代行が「裏切り」と言われる理由とは

退職代行が「裏切り」と言われる理由には、以下のような要因が挙げられます。

お世話になった気持ちを無下にしていると思われるから

退職代行が「裏切り」とされる一因は、お世話になった人々に対する感謝の気持ちを無下にしたと思われるからです。

たしかに、一理あるかもしれません。

しかし、お世話になったと思うかどうかは本人次第であり、周りの人間が決めることではありません。

それはそれ、これはこれです。

退職自体が「裏切り」と思う昭和な人が上層部に溜まっているから

特に日本では、会社と従業員の間に「終身雇用制度」という長期雇用が一般的でした。

長く勤めることや会社に対する忠誠心が重んじられていたんですよね。

そのため、多くの会社の上層部に溜まっているであろう「昭和」な方々が、退職＝裏切りと思っているんです。

会社の雰囲気や状況による退職の言いづらさ

一部の会社では、退職を告げることが難しい雰囲気が作られている場合があります。

だからこそ、退職代行を使うのですが、退職そのものが裏切りなのに代行を使うとは何事だ！となっちゃうんですよね。

こういう会社は完全に終わっているので、裏切りと言われても無視して辞めて正解です。

退職代行は「裏切り」と思ってしまう人の特徴

退職代行を「裏切り」と捉えてしまう人の特徴について考察してみましょう。

結論、非常に残念な方たちです。

昭和の価値観を持つ人々

一部の人々は、昭和時代の価値観、すなわち「一度入った会社は定年まで勤め上げるのが当然」という考え方に強く影響されています。

昭和世代の方々にとって、退職は会社や同僚に対する裏切り行為と同じであり、どんな状況であろうと会社を辞めることは「悪」なんですよね。

令和の時代からすると行き遅れとしかいえません・・・

ハラスメント気質で支配していたつもりの部下に逃げられた気持ちになる

退職代行サービスを否定的に見る人の中には、自身がハラスメントに傾倒しているケースもあります。

部下をコントロール下に置きたいという欲求が強く、圧力や威圧感を使ってでも自分の意のままに操りたいと考えるんですよね。

実際は臆病な子犬ちゃんなのに。

支配下にあった部下に逃げられることは裏切られた気持ちになるため、裏切りだと騒ぐわけです。

仕事の能力は低いが声だけは大きい人々

仕事の実力はそれほど高くないにもかかわらず、声だけは大きく、自己主張が強い人々も、退職代行を否定的に捉える傾向にあります。

彼らは自身のポジションや権威を守るために、これまでも保身に走ってきました。

おまけに、失敗が怖いのでチャレンジもしてきませんでした。

要は、仕事ができないから上の人間の靴を舐め続け、上に来ただけのおじさんなんです。

だから声だけはでかいんですよね。

新しい価値観を認められない

一言でいうと、新しい価値観を認められないんです。

変化する労働市場や新しい価値観に対して理解を示さず、古い慣習や考え方に固執する人々もいます。

彼らはその筆頭です。

退職代行サービスのような新しい手法が労働者に与える自由や権利を認めることができず、その利用を裏切り行為とみなしてしまいます。

退職代行は「裏切り」と怒られても気にしなくていい理由

退職によって上司や会社から「裏切り行為だ」と言われることもありますが、無視でいいです。

退職は「裏切り」と怒られても気にしなくていい理由を3つ紹介します。

理由①第三者に退職を引き止める権利はない

退職は個人の意思によるものであり、第三者に引き止められる権利はありません。

昔は一つの会社に長く勤めることが一般的でしたが、現代では転職を繰り返す人も増えてきました。

というか、1つの会社にしがみついて生きていけるのでしょうか？

終身雇用は崩壊しているんですよ。

したがって、自分がどの会社で働くかは個人の自己決定であり、他人の意見に左右される必要はありません。

理由②憲法では職業選択の自由が認められている

憲法第22条では、「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する」と明記されています。

つまり、法律によって職業選択の自由が保障されているのです。

退職は自分の職業選択の自由を行使する行為であり、会社や上司が引き留めようとすることには法的な根拠はありません。

理由③人手不足だとしても、それは会社の問題

もし会社が人手不足に陥っている状況であっても、それは会社の問題であり、退職することに個人が負うべき責任ではありません。

一人の社員が人手不足を解消するために無理をして働き続けることは適切ではありません。

やめると残った人に迷惑がかかる？そんなん会社の、社長の責任でしょう？

自分の人生を大切にするためにも、早めに退職をすることを主張しましょう。

退職代行利用で「裏切り」と言われないための対策

とはいっても、裏切者扱いされたり、事を荒立てたりしたくないですよね。

以下に、退職代行でスムーズに辞める方法をご紹介します。

対策1: 業務の引き継ぎを丁寧に行う

業務の引き継ぎが不十分な場合に「裏切り」と言われることがあります。

周りに人に迷惑がかかりますからね。

そのため、退職代行を使う前に、引継ぎ関連をきっちりしておくことが大事です。

• 業務引き継ぎ書を詳細に作成する
• 進捗状況を管理者に詳細かつ高頻度で報告する

同僚たちの不満を軽減するためにも、丁寧な引き継ぎを心掛けましょう。

対策2: 無断欠勤を避ける

退職代行を利用する際には、良い勤務態度を維持することが重要です。

退職代行で辞めるその日まで、勤務態度は良くしておく方がお得です。

以下の行動を心掛けましょう。

• 無断欠勤を避ける
• 勤務態度は良くする
• 日頃から会社とのコミュニケーションを重視する

特に無断欠勤は会社側から見れば迷惑ですし、最悪の場合懲戒解雇の対象にもなります。

また、転職活動にも悪影響を与える可能性もあります。

あなた自身の非を皆無にするのです。

対策3: 繁忙期を避ける

退職代行サービスを利用する際には、繁忙期を避けることも考慮すべきです。

繁忙期に辞めると、会社には迷惑ですからね。

円満に辞めたいなら、繁忙期の退職は避けるべきです。

繁忙期に退職すると、会社や同僚に負担をかけることになり、「無責任」や「自己中心的」と評価される可能性があります。

繁忙期を避けることで、会社が人員調整や業務再分配を効果的に行えるようになるでしょう。

まとめ：退職代行は裏切りなんて無視でいい。自分を優先して。

退職代行を利用することは、自分自身の人生を選択する権利であり、法的にも問題のない行為です。

会社から「裏切り」や「頭がおかしい」と言われる可能性がありますが、それは会社側の問題であって個人に責任はありません。

むしろ、自分の健康と幸せを最優先に考えて行動することが大切です。

退職代行の利用は、業務引き継ぎや退職タイミングに十分気をつけて行うことで、スムーズな退職と新たなステップに繋がるでしょう。

自分の人生は自分で決める、そのためにも退職代行の活用も検討してみてはいかがでしょうか。

よくある質問

なぜ退職代行が「裏切り」と言われるのか?

退職代行が「裏切り」と考えられる理由は、お世話になった上司や同僚への感謝の気持ちが薄れることや、会社に対する忠誠心が強く求められている傾向があるためです。また、退職を伝えにくい職場の雰囲気も背景にあります。しかし、退職代行は個人の権利を行使する正当なサービスであり、裏切りと呼ぶべきではありません。

退職代行は実は「裏切り」ではない4つの理由とは?

退職代行は裏切りではなく、会社が退職を言いづらい雰囲気を作っている問題、従業員には会社を辞める権利があること、会社が将来の責任を負ってくれないこと、代行サービスとして正当であることなど、4つの理由から裏切りとは言えません。退職代行は自己責任のもと、自分の幸せを追求するための手段と位置付けることができます。

退職代行で「裏切り」と言われないための対策は?

退職代行を利用する際に「裏切り」と言われないようにするには、丁寧な業務引き継ぎの実施、無断欠勤の回避、会社の繁忙期を避けて退職するといった対策が重要です。これらの対策を行うことで、退職代行の利用でも円滑に退職手続きを進められます。

退職代行を利用すると「頭がおかしい」と言われる理由は?

退職代行を利用することに対して「頭がおかしい」と言われる主な理由は、一般的な退職方法ではないこと、引き継ぎせずに辞める行為が無責任だと考えられること、会社側から退職代行業者への印象が良くないことなどが挙げられます。しかし、退職代行は合法的なサービスであり、自身の意思に基づいて利用することは問題ありません。