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転職で大企業7社に内定して1社選んだが、選び方が難しかったので反省をまとめる

転職で大企業7社に内定して1社選んだが、選び方が難しかったので反省をまとめる

「7社内定・大手企業へ転職」と聞くと、傍から見れば大成功に映るかもしれません。

ちなみに、内定した企業は、トヨタ自動車、本田技研工業、三井住友銀行、ビジョナル、freee、クオンツ総研ホールディングス、関西電力です。

実際、当時の私も納得して1社を選びましたし、今の仕事にやりがいも感じています。

ただ、正直に言うと、選ぶときに見えていなかった観点があったのも事実です。

今も転職活動を継続的に行っている身として、当時の判断を今の目線で振り返ってみたいと思います。

この記事では、7社の内定をどう比較して1社を選んだかという経緯に加えて、実際に働いてみて初めて気づいた「反省点」と、次に転職するとしたら気をつけたいことを、包み隠さずお伝えします。

 

  • 7社の内定をどう比較して1社に絞ったか
  • 複数内定を比較する際に使える意思決定のコツ
  • JACの担当者に相談しながら整理した年収交渉のリアル
  • 選ぶ際に見えていなかった、大企業ならではの観点
  • 今、当時の自分に伝えたい「次に気をつけたいこと」
  • それでも転職して良かったと思える理由

 

7社内定から1社を選ぶまでの流れ

結論から言うと、業界も社風もバラバラな7社を前に、年収以外の複数の軸で比較検討しました。

なので、細かい反省はあれど、後悔はしてないです。

業界も社風もバラバラな7社だから難しい

トヨタ自動車、本田技研工業、三井住友銀行、ビジョナル、freee、クオンツ総研ホールディングス、関西電力。

業界も社風もまったく異なる7社から内定をいただいたので、正直「どれが良い会社か」という単純比較はまったくできませんでした。

嬉しい悩みではあったのですが、本気で悩みました。

内定が出揃うタイミングもバラバラだったので、先に返事の期限が来る企業から順にプレッシャーを感じながら検討する形になり、精神的にもなかなか大変な時期でした。

迷ったときに使った、簡易的な意思決定マトリックス

あまりに比較項目が多くて頭の中だけでは整理しきれなくなったので、途中からノートに表を作り、

「年収」「事業の成長性」「裁量権」「勤務地」「働き方」といった項目ごとに5段階で評点をつけてみました。

イメージは、大企業とベンチャーの例で出すと、こんな感じ。

 

「年収」「事業の成長性」「裁量権」「勤務地」「働き方」の評価マトリクス図

 

点数だけで機械的に決めたわけではありませんが、自分がどの軸を無意識に重視しているかが可視化されたのは、

意思決定においてかなり役立ったと感じています。

一般的にもこうした意思決定マトリックスは複数の選択肢を比較する際に有効な手法と言われていますが、

私の場合は特に「感情に流されて決めてしまうこと」を防ぐ意味で役立ちました。

実際に使った比較の軸(年収以外に重視したポイント)

一般的には給与・仕事内容・勤務地・働き方など複数の軸で比較するのが良いと言われていますが、

私の場合は特に「事業の成長性」「裁量権の大きさ」「将来のキャリアの広がり」の3つを重視しました。

仮にA社とします

A社は安定感がある一方で裁量権は小さそう、B社は成長機会は大きいが安定感に欠ける、というように、

それぞれの会社にトレードオフがあり、単純に点数化できるものではないと痛感しました。

C社のように、事業の伸びしろは魅力的でも勤務地の希望と合わない、というケースもありました。

どの軸を優先するかによって答えが変わってしまうので、正直「これが絶対の正解」という比較方法はないのだと思います。

辞退の連絡は感謝を第一に、丁寧に伝えることを意識した

6社への辞退連絡は、正直かなり気が重かったです。

ですが、選考にお付き合いいただいたことへの感謝を最初に伝え、結論、簡潔な理由という順番で、誠意をもって伝えることを意識しました。

承諾前の段階だったので基本はメールで、面接で何度もお話しした企業には電話でも伝えるようにしていました。

中には、辞退理由を伝えた際に「またご縁があれば」と温かい言葉をかけてくださった企業もあり、丁寧に対応することの大切さを改めて感じました。

一方で、返信すらいただけなかった企業もあり、対応の差に少し複雑な気持ちになったのも正直なところです。

JACの担当者に相談しながら整理した年収交渉

転職で年収が300万円上がりましたが、JAC Recruitmentという転職エージェントの担当に相談しながら進めていました。

JAC経由で受けていないのに、親切に「交渉のタイミングや金額」「伝え方」などを教えてくれたので、すんなり交渉ができました。

複数内定を年収交渉の材料として活かせたのが良かったです。

複数内定を持っていることが交渉材料になった経験

複数社から内定をもらっている状況は、実は年収交渉においてかなり有利に働きます。

「他社ではこの条件を提示いただいています」という事実は、企業側にとっても検討材料になるからです。

ただし、これは他社批判のような形で使うのではなく、あくまで自分の市場価値を客観的に伝える材料として使うことを意識していました。

JACの担当者に相談した内容(相場感の確認・伝え方の整理)

JACの担当者には、それぞれの内定の条件を客観的に見てもらい、市場の相場感と照らし合わせて、交渉できそうな余地があるかを相談しました。

自分だけで考えていると「強気に出すぎでは」と不安になる部分も、第三者の視点で「その条件なら十分交渉の余地があります」と後押ししてもらえたのは心強かったです。

同じ業界・同じ職種でどのくらいの年収レンジが一般的なのか、具体的な相場データを踏まえてアドバイスしてもらえたのも、交渉に踏み切れた大きな理由でした。

ある企業では、他社からより好条件の内定が出ていることを伝えたところ、後日「再検討した結果」として条件を上積みしていただけたこともありました。

もちろんすべての企業がそうだったわけではなく、規定上難しいと言われた企業もありましたし、

どの企業でも必ず交渉が通るわけではない、というのも正直な実体験として付け加えておきます。

一般的な年収交渉のタイミングと、私が意識したこと

一般的には内定通知を受けたタイミングで交渉するのが良いとされていますが、

私の場合も内定連絡を受けてすぐ、承諾の返事をする前に条件面の相談を始めるようにしていました。

結果的に、当初の提示条件から上積みしてもらえた企業もありました。

内定承諾後の交渉は難しいと実感した

1社は、条件を確認しているうちに承諾の返事を先延ばしにしすぎてしまい、企業側から少しせかされるような連絡をいただいたこともありました。

交渉は内定通知後、承諾前のタイミングが最も動きやすいというのは、実体験としても納得感があります。

承諾してしまってからの交渉は、心証の面でもハードルが上がると感じました。

年収交渉も含めて相談できるJAC Recruitmentのような転職エージェントは心強いので、本当に使ってよかったです。

選ぶ際に見落としていた観点

結論から言うと、当時は「年収」「事業の伸びしろ」「裁量権」など、見える条件を中心に判断していましたが、入ってみないと分からない条件を軽視していました。

ここは大いに反省しています。

なぜなら、入った後に長く働くとなると、働き方の自由さ(フレックスやリモートなど)や福利厚生は重要だからです。

当時はあまり意識していなかったのですが、次からは必ず判断軸にします。

当時、最終的に一番重視した基準

最終的に一番の決め手にしたのは「事業の成長性」と「裁量権の大きさ」でした。

今後も伸びていく事業に携わりたいという気持ちと、自分の意思で動ける環境で働きたいという気持ちが強かったからです。

裁量権や評価制度の「実際の中身」も、思っていたのと違った

選考中は「裁量権が大きい」という言葉を額面通りに受け止めていましたが、

実際に働いてみると、裁量権の大きさは役職やフェーズ、プロジェクトの規模によって大きく変わることを知りました。

調べたところ、入社後にギャップを感じる社会人は20代・30代の9割近くにのぼるというデータもあるようで、

多かれ少なかれ誰もが経験することなのかもしれません。

ただ、私の場合は特に「自分の判断だけで決められる範囲」と「上長や関連部署の合意が必要な範囲」の線引きが、

選考中に思っていたよりもずっと複雑だったことに、入社後しばらくしてから気づきました。

評価制度についても、成果がどう給与や昇進に反映されるのかという運用の実態は、面接で聞いた説明だけでは正直つかみきれませんでした。

でも、意思決定のスピード感・社内政治は選考中にはほとんど分からなかった

ただ、実際に働き始めてから痛感したのは、意思決定のスピード感と社内政治の存在です。

大企業特有の意思決定の遅さは、いわゆる「大企業病」の典型的な症状として語られることが多いようですが、

私の場合も、ステークホルダーが多く、1つの企画を通すだけでも何人もの承認が必要で、想像以上に時間がかかることに驚きました。

特に新規事業の領域は社内に「敵」が多く、なかなか物事が進まないと感じることもあります。

これは面接だけでは絶対に分からなかった部分です。

中小企業時代は、良くも悪くも決定が早く、思いついたことをすぐに試せる環境だったので、そのギャップは想像以上に大きなものでした。

会議文化や実務以外の仕事の多さも、入ってみて初めて気づいた

会議のための会議が多く、しかも長く、決まらないことが多いのも正直誤算でした。

社内資料の作成にもかなりの時間を割かれ、本質的でない業務に時間を使っている感覚があります。

こうした「働き方の質感」は、選考中の面接だけでは見抜けないものだと痛感しました。

1時間の会議で決まったことを議事録にまとめると数行しかない、ということも珍しくなく、最初は正直戸惑いました。

人間関係やカルチャーフィットは、選考の短い時間では分からなかった

面接では、お互いに多少なりとも「良い顔」をします。

実際に配属されたチームの人間関係や、暗黙のルールのようなカルチャーは、入社してからでないと本当のところは分かりませんでした。

相性が悪いと感じる場面もゼロではなく、これは正直、選考の限られた時間で事前に見極めるのがかなり難しい観点だと思います。

なので、こういったことも転職エージェントに聞けると判断しやすくなると思いました。

業界や企業ごとに特化した担当がいるJACは本当に有用。。。

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次に転職する際に気をつけたいこと

結論から言うと、複数の軸で判断すること、そして情報収集をもっと踏み込むことの2つを、次は徹底したいと思っています。

「今の会社の良い面が転職先では失われるかもしれない」という視点

当時の私は、今の会社(転職前の会社)の不満ばかりに目が向いていて、良い面をきちんと言語化できていませんでした。

転職先ではその「良い面」が失われるかもしれない、という視点を、当時はまったく持てていませんでした。

次に転職を考えるときは、今の環境の良い面・悪い面を両方きちんと棚卸ししてから判断したいと思っています。

選考中に聞いておけばよかった質問

今振り返ると、選考中にもっと具体的な質問をしておけばよかったと思っています。

例えば「直近で意思決定に時間がかかったプロジェクトはありますか」「新しい企画を通すには、どのくらいの承認プロセスが必要ですか」といった質問は、

会社の意思決定のスピード感を知る手がかりになったはずです。

当時の私は年収や仕事内容といった条件面の質問に偏っていて、こうした「働き方の質感」に関する質問がほとんどできていませんでした。

OB訪問や口コミサイト、エージェントに聞ける範囲をもっと広げる

調べたところ、入社後のギャップを防ぐには、面接や社内の人に話を聞ける機会で気になる点を事前に確認しておくことが有効だと言われていますが、

私の場合は条件面のすり合わせに時間を使いすぎて、社内の空気感や意思決定のスタイルまで突っ込んで聞く余裕がありませんでした。

JACの担当者は企業の内部事情にも詳しかったので、次はもっとそこを踏み込んで聞いてみたいと思っています。

カジュアル面談や社員紹介の機会があれば、条件面以外の質問にもっと時間を使うべきだったというのが、今の率直な反省です。

複数内定だからこそ聞けること

複数の内定を持っている状態は、実は聞きにくいことを聞くチャンスでもあります。

「他社の選考も並行していて」と伝えることで、通常よりも踏み込んだ社内事情を教えてもらえることもあるので、次はこのカードをもっと活用したいです。

当時は選考を早く終わらせたい気持ちが先行してしまい、このチャンスを十分に活かしきれていなかったと思います。

それでも、この経験は今の転職活動にも活きている

結論から言うと、反省はあるものの、7社を比較したプロセスや情報収集の経験自体は、今も役立っています。

転職活動を今も続けているからこそ、あの経験が活きている

私は今も転職活動を定期的に続けていて、いつでも動ける準備をしておくようにしています。

当時7社を比較した経験があるからこそ、今はもっと多角的に企業を見られるようになったと感じています。

完璧な転職先は存在しない、という今の実感

転職する前は、転職先の良い面しか見えません。

でも、完璧な転職先は存在しないというのが、今の実感です。

大切なのは、今の会社の良い面と悪い面をきちんと分析した上で、転職するかどうかを考えること。

年収だけでなく、働き方・家族との時間・福利厚生・研修制度・次のキャリアの作りやすさなど、複数の軸で判断してほしいと思います。

この記事を読んでくださっている方が、もし今まさに複数の内定を比較しているところなら、当時の私よりも一歩踏み込んだ判断ができるように、少しでも力になれたら嬉しいです。

今、複数内定で迷っている方へ

もし今、複数の内定を前に迷っているなら、「見える条件」だけで決めてしまう前に、

一度立ち止まって「入ってみないと分からない部分」にも意識を向けてみてください。

完璧な答えは出ないかもしれませんが、少なくとも当時の私よりは納得感のある選択に近づけるはずです。

まとめ

7社の内定を比較して1社を選んだ経験は、間違いなく貴重な財産になりました。

ただ、正直に振り返ると、年収や事業の成長性といった「見える条件」ばかりに気を取られ、

意思決定のスピード感や社内政治、会議文化といった「入ってみないと分からない条件」への意識が足りなかったと感じています。

もしあなたが今、複数の内定を比較していたり、これから転職を考えているなら、見える条件だけでなく、今の会社の良い面もあわせて棚卸ししてみてください。

そして、条件面の交渉や企業の内部事情の確認は、一人で抱え込まず、JACリクルートメントのようなエージェントの力も借りてみることをおすすめします。

反省を次に活かせるかどうかは、結局のところ振り返りをきちんと言語化できるかにかかっていると思います。

この記事が、その振り返りの一つのきっかけになれば嬉しいです。

よくある質問

Q1. 複数内定から選ぶとき、何を重視すればいい?

年収だけでなく、事業の成長性や裁量権など複数の軸で比較するのがおすすめです。私の場合はこの2つを特に重視しましたが、今思えばそれだけでは不十分でした。意思決定のスピード感や社内の雰囲気といった、入ってみないと分からない部分も可能な範囲で確認しておくとよいと思います。

Q2. 年収交渉はどのタイミングでするべき?

内定通知を受けてから、承諾の返事をする前が基本です。私の場合もこのタイミングでJACの担当者に相談し、条件を整理してから交渉しました。

Q3. 入社後じゃないと分からないことはどう見極めればいい?

面接だけでは限界があります。エージェントに企業の内部事情を突っ込んで聞いたり、複数内定を持っていることを伝えて踏み込んだ話を引き出すのも一つの方法です。それでも完全に防ぐことは難しいので、入社前提ではなく、あくまで参考情報として捉えるくらいの心構えがちょうど良いのかもしれません。

Q4. 転職エージェントには内定後も相談できる?

はい、相談できます。私もJACの担当者に年収交渉や条件の整理について、内定後も継続して相談していました。転職後の悩みについて相談できるエージェントもあるようなので、長い目で頼れる相手を見つけておくのもおすすめです。

Q5. 転職活動は一度きりで終わらせるべき?

私自身は今も定期的に転職活動を続けています。一度きりで終わらせず、常に市場の情報に触れておくことで、次の判断の精度が上がると感じています。

Q6. 選考中に、入社後のギャップを見抜く方法はありますか?

完全に防ぐのは難しいですが、意思決定のスピード感や社内の雰囲気について具体的な質問をしたり、エージェントから内部事情を聞いたりすることで、ある程度は事前に把握できると思います。

この記事で紹介したサービス

  • JACリクルートメント(運営:株式会社ジェイエイシーリクルートメント):年収交渉のサポートや企業の内部事情に詳しいアドバイスを受けられる転職エージェント。複数内定時の条件整理や、意思決定のスピード感といった社内事情のヒアリングにもおすすめです。
  • ビズリーチ(運営:ビジョナル株式会社):スカウト型の転職サービス。今回の7社内定はすべてビズリーチ経由でした。複数の内定を同時に得やすいという意味でも、JACとの併用が相性の良い組み合わせだと感じています。

この記事で紹介したサービス 

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