このような悩みを解決します。
冬になると便利な暖房ですが、電気代が気になりますよね。
2022年~は戦争の影響で電気代がアホみたいに高くなり、ネットでは昨年より3倍以上高いという人もでているほどです。
電気代が高騰しているとはいえ、つけっぱなしにするだけで3倍とは…ね…
ただ、実際に実験したことで、ネットで出回っている「暖房の電気代を安くする方法が事実なのか嘘なのか」はっきりわかったので本記事で解説します。
また、本当に暖房はつけっぱなしのほうが安いのかどうかもわかりました。
加えて、冬のエアコン暖房の電気代を少しでも節約する方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
冬にエアコン暖房を1ヶ月つけっぱなしにしたら電気代が昨年比3倍以上の「22,655円」になった…【2023年1月】
2022年の12月に入ると、下記のような「電気代が高すぎる」という声がいたるところから聞こえるようになりました。
電気代ヤバいの
ほぼ去年の倍だわ(´・ω・`;)
クリーン電源切った方が良いんだろうか…。
— とろろそば (@ri7_clw) December 28, 2022
両親2人暮らしなのに今月の電気代4万円だったらしいんだけどどういうこと😂!?
高すぎない?!
そんなに値上がりしたの?😭— よっしー🌸コロナ後遺症 (@jhhQKd5jN0NdLsu) December 28, 2022
電気代がやばい💡💸去年より使用量は24%減ったのに、料金は25%上がった笑🫥来月恐怖🫣 pic.twitter.com/bm1WJVBmxu
— ぽっけ (@pokkegolf) December 28, 2022
このような悲鳴が各所から聞こえる中、自分は大丈夫だろうと他人事のように思っていたんです…
うちには猫が1匹います。
戸建てに引っ越したこともあり寒かったので暖房を1ヶ月間、24時間つけっぱなしにしていたんですよね。
そう、よりによって電気代がアホみたいに高くなっているご時世で…
実際に届いた電気代が下記の通り。
使用期間は12/8~1/10の34日間で、使用電力は514kWh、電気代は「22655円」でした。
昨年同月の電気代は210kWhで「6706円」だったので、暖房を1ヶ月、24時間つけっぱなしにしたら電気代が昨年の3倍以上になりました。
ぶっちゃけ、電気代高すぎる!
2023年1月の電気代↓
2022年1月の電気代↓
ざっくり、使用条件は下記のとおりです。
- 会社:東北電力
- 契約内容:従量電灯B、30A
- 契約プラン:よりそう+eネットバリュー
- 住まい:戸建賃貸(2LDK)、一人暮らし(with猫)
- エアコン:14畳用
- エアコンの消費電力:110~1,460W
- エアコンの稼働時間:1ヶ月24時間つけっぱなし
- 使用家電:冷蔵庫(4人家族用)、洗濯機、掃除機、ケトル、電子レンジ、IHヒーター
- 会社:東北電力
- 契約内容:従量電灯B、30A
- 契約プラン:よりそう+eネットバリュー
- 住まい:賃貸アパート(1LDK)、一人暮らし(with猫)
- エアコン:8畳用
- エアコンの消費電力:105~676W
- エアコンの稼働時間:1日8時間
- 使用家電:冷蔵庫(4人家族用)、洗濯機、掃除機、ケトル、電子レンジ、IHヒーター
あれれ…
たしかに、エアコン本体が変わったり、使用時間が伸びたりと、電気代が高くなる理由がはっきりしている気が…
というわけで、ならばエアコン暖房の使い方(使用時間)を昨年と同じようにしたらどうなるの?それでも電気代が高ければ自分のせいだけとはいえないよね?と思い、実験してみました。
エアコン暖房が1ヶ月でかかる電気代が高すぎるので使用時間を3分の1に減らしてみた結果
というわけで、1月分(使用期間は12/8~1/10)の電気代が高すぎたので、エアコン暖房の使用時間だけを前月から3分の1に減らして実験してみました。
エアコン暖房の電気代を測定する上での前提条件
条件は下記のとおりです。
- 会社:東北電力
- 契約内容:従量電灯B、30A
- 契約プラン:よりそう+eネットバリュー
- 住まい:戸建賃貸(2LDK)
- エアコン:14畳用
- エアコンの消費電力:110~1,460W
- エアコン使用時間:1日8時間
- その他使用電力:冷蔵庫(4人家族用)、洗濯機、掃除機、ケトル、電子レンジ、IHヒーター、スマホ充電、テレビ、照明、サーキュレーターなど
【12月~1月】エアコン暖房を24時間つけっぱなしにした場合の1ヶ月の電気代(一人暮らし)は「22655円」で1日あたり666.32円
まず、エアコン暖房を24時間、1ヶ月つけっぱなしにした場合の一人暮らしの電気代は、22655円となりました。
詳細は下記の通り。
- 電気代:22655円
- 設定温度:20度、サーキュレーターあり
- 使用量:514kWh
- 利用日数:34日
- 1日あたりの電気代:666.32円
【1月~2月】エアコン暖房を1日8時間だけ使用した場合の1ヶ月の電気代(一人暮らし)は「16574円」で1日あたり591.93円
エアコン暖房を1日8時間だけ使用した場合の一人暮らしの1ヶ月の電気代は、16574円となりました。
- 電気代:16574円
- 設定温度:20度、サーキュレーターあり
- 使用量:446kWh
- 利用日数:28日間
- 1日あたりの電気代:591.93円
どっち?エアコン暖房を1ヶ月つけっぱなしにしたほうが電気代が高いの?安いの?
結論から言うと、「今回の実験では」1日8時間エアコン暖房をつけた場合のほうが、暖房を1ヶ月間つけっぱなしにしたときよりも電気代が2,228.1円安くなりました。
計算式は下記の通り。
- 24時間暖房使用の場合→666.32円×30日=19,989.6円(30日分の使用電力)
- 1日8時間暖房使用の場合→591.93円×30日=17,757.9円(30日分の使用電力)
というわけで、今回の実験では、暖房をつけっぱなしにしたほうが電気代が高くなるということがわかりました。
- 24時間暖房使用の場合→514kWh÷34日=15.12(1日あたりの使用電力)
- 1日8時間暖房使用の場合→446kWh÷28日=15.93(1日あたりの使用電力)
上記をそれぞれ、使用日数30日間分で算出すると下記の通り。
- 24時間暖房使用の場合→15.12kWh×30日=453.52kWh(30日分の使用電力)
- 1日8時間暖房使用の場合→15.93kWh×30日=477.86kWh(30日分の使用電力)
実際の電気代は24時間つけっぱなしのほうが高かったのに、電力量で計算したら1日8時間のほうが高い…どういうこと?
この辺で計算が苦手で数学も嫌いな筆者の頭は???となりましたが、料金内訳を見たら答えがわかりました。
そう、燃料費調達額が24時間つけっぱなしにした月の方が高かったのです。
燃料費調達額が高すぎて、電気代がグッと上がっていたんですよね…
暖房24時間つけっぱなしと、1日8時間にした場合の料金内訳を比較
料金の内訳を見たら、燃料費調達額が暖房を24時間つけっぱなしにした月と、1日8時間にした月では2倍以上も差がありました。
暖房を24時間つけっぱなしにした月の燃料費調達額は、6892円。
暖房を1日8時間にした月の燃料費調達額は、3037円。
つまり、普通に使っていたら8時間使用のほうが高くなる計算(電力量で計算)であっていたものの、燃料費調達額の影響で24時間つけっぱなしにしたほうが高くなっているといえるわけです。
結論:エアコン暖房の電気代は、一概につけっぱなしが安いとか高いとかいえない
わかりにくくなったので、サクッとまとめます。
- 今回の実験では、暖房をつけっぱなしにしたほうが電気代が高くなることがわかった
- しかし、電気代は燃料費調達額の影響を大きく受けるので、その影響を受けた可能性が高い
- 結論、エアコン暖房の電気代は使用量だけでなく、使用時間帯や燃料費調達額の影響も受けるので、一概につけっぱなしが安いとか高いとかいえない
- ただ、燃料費調達額が通常通りなら、1日8時間使用にしたほうが安くなると言える
結論は、本記事と似たようなものでしたよ。
結果としては、想定スケジュールに合わせて「こまめに入り切り」した方が消費電力量は小さくなりましたが、実証実験①の結果からも分かる通り、「こまめに入り切り」する頻度がもう少し増えると、結果が逆転する可能性も十分考えられます。
出典:mission5-2 エアコン暖房を「つけっぱなし」にするのと「こまめに入り切り」するのでは、どちらの電気代が安くなるの?
電気代を安くするなら新電力への乗り換えが最も効果的
つけっぱなしのほうがいいのかどうかで悩むより、効果的に電気代を安くする方法があります。
電気代を安くするなら、新電力への切り替えが最も効果的です。
なぜなら、大手に比べてプランが豊富にあり、自分に合った無駄のないプランを選べるから。
2016年以降に「新規で参入した電気の小売り会社」のこと。
2016年の電力自由化により、電力会社を自由に選べるようになったことで、電力業界に「新しい電力会社(=新電力)」が参入しました。
新電力は、電気の質や停電の頻度などが大手電力会社と変わりません。
使っている送電線は大手が使用しているものと全く同じだからです。
つまり、新電力に切り替えて自分に最適なプランを選ぶだけで電気代を安くすることができます。
新電力が安い3つの理由
新電力の電気代が安い理由は下記の3つです。
- 大規模な設備投資が必要ないため
- 顧客を絞ってプラン設定をしているため
- 電力以外の事業で収益を上げているため
新電力は上記3つの理由で、大手電力会社よりも思い切った料金設定ができます。
そのため、一括比較をして契約する電力会社を探しましょう。
【電気チョイス】なら、一括で最安値のプランと業者を探せるので、ぜひご活用ください。
料金は無料です。
新電力への乗り換え方
新電力への乗り換え方は下記の5ステップです。
- ステップ①:【電気チョイス】で一括見積もりを取る
- ステップ②:安くて信頼できる電力会社を選ぶ
- ステップ③:オンラインで申し込む
- ステップ④:スマートメーター(無料)へ切り替える ※すでにスマートメーターの場合は切り替えない
- ステップ⑤::開通日や契約内容の案内が届く
エネチェンジの調査によると、電力会社・電気料金プランの見直しをするだけで、電気代を年間平均32,335円以上も節約できる効果が期待できます。
物価高、税金高の現代社会を乗り切って賢く節約するために、まずは固定費である電気代を削減していきましょう!
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実験してわかったエアコン暖房の電気代が高くなる理由
ここでは、実験してわかったエアコン暖房の電気代が高くなる理由を解説していきます。
ぶっちゃけ、新電力に乗り変えたほうが手っ取り早く電気代を安くできますが、知っておいた方がいいので解説します。
- 理由①:エアコン暖房の使い方を間違えている
- 理由②:サーキュレーターを使っていない
- 理由③:断熱シートなどで対策していない
1つずつ行きますね。
理由①:エアコン暖房の使い方を間違えている
1つ目が、エアコン暖房の使い方を間違えているためです。
- 設定温度
- 風量
- 風向き
- 清掃頻度
上記には正しい使い方があり、間違っていると無駄に電気代がかかってしまいます。
理由②:サーキュレーターを使っていない
サーキュレーターを使うことで、暖房の効率を高めることができます。
サーキュレーターの効果は、群馬大学の研究でも効果が立証されています。
1.サーキュレーターを適切に使用することによりヒートポンプ暖房の有効利用が可能となる
2.開発したサーキュレーターは低温空気を天井部まで効果的に導き,高温の空気と混合させることにより天井付近に停滞する高温空気の熱を
下方に移動し上下の温度差を減少できる
3.暖房効果の増大にサーキュレーターを用いる場合には,室内の空気を滑らかに循環させるよりは,天井部の高温空気を部屋下方の低温空気
と混合させるよう低温空気を天井に衝突させる方が有効である.
サーキュレーターの使用電力まで計算しても、圧倒的に安くできるので、ぜひ使ってください。
理由③:断熱シートなどで対策していない
窓に断熱シートを貼ることでも、暖房代を浮かせることができます。
単純に、断熱シートの影響で熱が室内にこもりやすくなるためです。
ダイソーなどでも売っているので、手軽に試せます。
冬のエアコン暖房の電気代を少しでも節約する方法5選
エアコン暖房の電気代を少しでも節約するためにできることは下記の6つです。
- 方法①:温度は20度に設定する
- 方法②:風量は「自動」
- 方法③:風向きは「下向き」
- 方法④:フィルターの清掃
- 方法⑤:室外機の周りには何も置かない
- 方法⑥:新電力に切り替える
サクッと解説しますね。
方法①:温度は20度に設定する
暖房の設定温度は「20度」にしましょう。
なぜなら、設定温度を1度下げるだけでも消費電力を10%ほど抑えられるから。
肌寒いかもしれませんが、厚着したりこたつを出したりしたほうが電気代は安くなります。
方法②:風量は「自動」
暖房の風量は「自動」にしましょう。
なぜなら、自動にすることで一番効率的に温められるから。
方法③:風向きは「下向き」
暖房の風向きは「下向き」にしましょう。
なぜなら、暖かい空気は上に溜まるから。
人間は室内の下の方にいるので、暖房は風向きを下にすることで温まりやすくなり、電気代を抑えられます。
反対に、冷房は風向きを上にすることで冷えやすくなるので、豆知識として覚えておきましょう。
方法④:フィルターの清掃
暖房の効率を高めるために、フィルターの清掃もしましょう。
フィルターにホコリがたまっていると、環境省によると6.8%も電気代を少なくできるそうです。
1ヶ月に1回程度、掃除したいですね。
方法⑤:室外機の周りには何も置かない
室外機の周りには、何も置かないようにしましょう。
なぜなら、室外機周りにモノがあると効率的に空気を吸い込めないためです。
外の空気を吸って温めているのが室外機なので、少しでも空気が入りやすいようにしましょう。
方法⑥:新電力に切り替える
暖房の電気代を安くする方法で最も効率的なのは、新電力に切り替えることです。
なぜなら、新電力は大手と違って様々なプランを用意されているから。
自分のライフスタイルに最も適合したプランに切り替えることで、電気代がやすくなります。
物価高、税金高の現代において固定費の削減は急務なので、なるべく早く取り組みたいですね。
まとめ:エアコン暖房はつけっぱなしのほうが高いときも安いときもある
今回の実験では、エアコン暖房をつけっぱなしにしたほうが電気代が高いという結果でした。
しかし、燃料費調達額の影響を大きく受けていたので、一概には言えないこともわかりましたね。
使用量を半分に抑えても、燃料費調達額が昨年比2倍になっていたら、電気代はほぼ変わらないこともありえますから。
電気代を安くするなら、新電力への切り替えが最も効果的です。
なぜなら、大手に比べてプランが豊富にあり、自分に合った無駄のないプランを選べるから。
新電力は、電気の質や停電の頻度などが大手電力会社と変わりません。
使っている送電線は大手が使用しているものと全く同じだからです。
つまり、新電力に切り替えて自分に最適なプランを選ぶだけで電気代を安くすることができます。
そのため、一括比較をして契約する電力会社を探しましょう。
【電気チョイス】なら、一括で最安値のプランと業者を探せるので、ぜひご活用ください。
料金は無料です。
新電力への乗り換え方
新電力への乗り換え方は下記の5ステップです。
- ステップ①:【電気チョイス】で一括見積もりを取る
- ステップ②:安くて信頼できる電力会社を選ぶ
- ステップ③:オンラインで申し込む
- ステップ④:スマートメーター(無料)へ切り替える ※すでにスマートメーターの場合は切り替えない
- ステップ⑤::開通日や契約内容の案内が届く
エネチェンジの調査によると、電力会社・電気料金プランの見直しをするだけで、電気代を年間平均32,335円以上も節約できる効果が期待できます。
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