このような悩みを解決します。
- ポリゴンとイーサリアムの違い
- 初心者はどちらで出品すべきなのか
- ポリゴンのメリット・デメリット
- イーサリアムのメリット・デメリット
結論から言うと、OpenSeaでNFTを出品するときのポリゴンorイーサリアムの判断基準は、目的によって変わります。
例を挙げるなら、
- お金が稼ぎたい人→イーサリアム
- 楽しめればいい人→ポリゴン
上記の通りですね。
または、
- コレクションをアピールしたい人→イーサリアム
- 自分が満足できればいい人→ポリゴン
といった感じです。
副業として少しでも稼ぎたい、またはコレクションを自慢したいならイーサリアムがおすすめ。
反対に、NFTを作って遊んで楽しめればいいならポリゴンが向いています。
本記事では、上記のように言える理由をまとめました。
最後まで読めばポリゴンとイーサリアムの違いや特徴、メリット・デメリットがわかり、どちらを選ぶべきなのかわかるでしょう。
ポリゴン(Polygon)とイーサリアム(Ethereum)の違いを比較
ポリゴンとイーサリアムの違いは、プラットフォームの違いです。
例えるなら、Aという商品を買うことは決めたものの、アマゾンで買うか楽天で買うか、いった感じですね。
ポリゴンもイーサリアムもNFTを出品するためのプラットフォームですが、特徴が違うので用途に合わせて選べるというわけです。
ただ、どちらにもメリット・デメリットがあるので、目的に合わせて使い合わせることをおすすめします。
下記ツイートの画像をご覧ください。
私はこれを参考にしました。
最初はポリゴンでやるのが良いですよとは言われてたんですけど、最終的にはイーサリアムで勝負したいと思っていたので、イーサリアムから始めました😊 pic.twitter.com/f0KvHgyHqM— かぐちゃん🦋kagura-Yosakoi-【NFT】 (@KaguraNft) April 13, 2022
ポリゴンとイーサリアムの違いは、上記画像の通りです。
ポリゴンとイーサリアムの違いを、より詳しくまとめるとこんな感じ。
イーサリアム | ポリゴン | |
---|---|---|
ユーザー数 | 多い | 少ない |
作品価格 | 高い | 安い |
品揃え | 多い | 少ない |
お金持ちの数 | 多い | 少ない |
信頼性 | 高い | 低い |
手数料 | 高い | 安い |
通貨 | ETH | ポリゴンETH |
円への両替 | 可能 | 不可 |
ポリゴンよりイーサリアムの方が大規模で稼ぎやすいという特徴があります。
ポリゴンは、イーサリアムの小規模版だと思ってください。
- イーサリアム→国
- ポリゴン→村
ポリゴンとイーサリアムの違いのイメージとしては上記の通りです。
よって、NFTで稼ぎたいならイーサリアム一択になります。
ポリゴン(Polygon)とは?特徴を解説
ポリゴン(Polygon)とは、イーサリアムが抱えていたスケーラビリティ問題を解決するために構築されたプラットフォームです。
イーサリアムの利用者が増えて処理が遅くなったり手数料が高くなったりしたことが背景にあります。
ポリゴン最大の特徴は、手数料がかからないこと。
イーサリアムではガス代(手数料)が必要ですが、ポリゴンで出品すれば手数料コストをカットできます。
実際に、ポリゴンユーザーは右肩上がりで増えていますね。
出典:https://dune.com/niftytable/OpenSea-on-Polygon
ただ、ポリゴンなら手数料がかからないし、ポリゴンに決めた!というのはやめたほうがよいです。
なぜなら、全体的にイーサリアムより劣っていて稼げないから。
大金を出してくれる富裕層もイーサリアムにしかいないので、ポリゴンでは稼ぎにくいんですよね。
取引をたくさんしたい方やNFTで遊びたいだけの方ならポリゴンが向いていますが、稼ぎたいならイーサリアム一択です。
イーサリアム(Ethereum)とは?特徴を解説
イーサリアムは、NFT売買が世界で一番活発にで行われているプラットフォームです。
ユーザー数、取引数、取引額など、すべてにおいて世界最大規模を誇ります。
買い手が多いので、本気で稼ぎたいならイーサリアム一択でしょう。
最初の出品時や取引時に手数料が必要になるので、ポリゴンよりも資金が必要になります。
ただ、この手数料のおかげでイーサリアムがブランド力や信頼性を得ているので、手数料で安全を買っているとも言えます。
富裕層もイーサリアムにしかいないので、本気で稼ぐならイーサリアムです。
イーサリアムの詳細は、イーサリアム(ETH)とは?NFTとの関係や将来性を解説でまとめたので参考にどうぞ。
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ポリゴン(Polygon)でNFTアートを販売するメリット・デメリット
ポリゴンでNFTアートを出品するメリットは以下の通り。
- 手数料が安い
- OpenSeaの出品手数料が無料
- 値段が安い
このように、手軽にNFTを体験できるのがポリゴンのメリットです。
デメリットは、
- ユーザーが少ない
- 販売価格が安い
- オークションで販売できない
- 信頼性が低い
- 日本円に直接換金できない
という5つです。
ユーザーが少ないので買い手も少なく、売れにくいのが現状ですね。
また、販売価格も安いので、売れても少額の利益にしかなりません。
ポリゴンは楽しむだけなら最高のプラットフォームですが、稼ぐには向いていないでしょう。
イーサリアム(Ethereum)でNFTアートを販売するメリット・デメリット
イーサリアムでNFTアートを出品するメリットは以下の通り。
- 効率的に経験を積める
- 買い手が多い
- 販売価格が高い
- いきなり金持ちになれる可能性がある
将来的にイーサリアムで稼ぐなら、初めからイーサリアムで取引していたほうがよいです。
慣れの問題ですね。
また、ポリゴンよりも販売価格が高く、買い手も多いので稼げる可能性が高いといえます。
また、こんな感じでいきなり大儲けできるチャンスがあるのも、イーサリアム特有ですね。
朝起きたら、、、、
凄いことが起きてた。。。。。
自由研究で描いた、
8才息子(@ZombieZooArt )
の描いたドット絵が、、、二次流通でスティーブ青木さん(@steveaoki )に買われてた。
しかも1個2ETH×2(約160万円)も。。。。。。。。。😂#nftアート #zombiezoo pic.twitter.com/sNfDWlVVId
— Emi 🌠,🌠 (@emikusano) September 16, 2021
イーサリアムのデメリットは以下の通り。
- 競合が多い
- 手数料が高い
イーサリアムは買い手が多いですが、売り手(競合)も多いです。
また、売買手数料も高いので、ポリゴンよりも資金が必要になります。
手数料はイーサリアムブランドと安全性維持のために必要なので、割り切れるかどうかがポイントですね。
ポリゴン(Polygon)とイーサリアム(Ethereum)通貨の違い
ポリゴンとイーサリアムは違うプラットフォームなので、使用する通貨も違います。
詳しく見ていきましょう。
ポリゴンは「ポリゴンETH」、イーサリアムは「ETH」
- ポリゴンで使える通貨:ポリゴンETH
- イーサリアムで使える通貨:ETH
上記のように、ポリゴンとイーサリアムでは使える通貨が違います。
どちらも「ETH」とついていますが、別物なので注意しましょう。
「ETH」も「ポリゴンETH」と「ETH」で分かれていることを覚えておいてください。
通貨の管理はどちらも「MetaMask(メタマスク)」
- ポリゴンで使える通貨:ポリゴンETH
- イーサリアムで使える通貨:ETH
上記のように、「ETH」が分かれていることを解説しました。
これらを管理するのがウォレットアプリ「MetaMask(メタマスク)」です。
ポリゴンETHとイーサリアムは両替(ブリッジ)する必要があるのですが、メタマスクでどちらも管理します。
「通貨は違くても入れておく財布は同じ」というように覚えておいてください。
ポリゴン(ポリゴンETH)とイーサリアム(ETH)の送金&両替方法の違い
ポリゴンETHとETHは、それぞれのブロックチェーンで使えるようにするために両替(ブリッジ)する必要があります。
ETHをポリゴンでは使えませんし、ポリゴンETHをイーサリアムでは使えないので注意してください。
具体的には、下記のような流れになります。
というわけで、ポリゴンでもイーサリアムでも、使える通貨は決められていることをお知りおきください。
OpenSeaでNFTを出品するならポリゴンorイーサリアムどっち?
結局、OpenSeaでNFTを出品するならどっちがいいの?と思っている方もいるでしょう。
結論、ポリゴンとイーサリアムは目的に合わせて使い分ければよいと思います。
とはいっても、「目的別で使い分けろ」なんていわれても、「???」ですよね。
というわけで、それぞれにおすすめな人をまとめてみました。
ポリゴン(Polygon)がおすすめな人
ポリゴンがおすすめな人は以下の通り。
- まずは様子見したい人
- 手数料を押さえたい人
- 売れなくてもいい人
- 頻繁な売買を楽しみたい人
ポリゴンは、NFTを楽しめればよい人が向いています。
イーサリアム(Ethereum)がおすすめな人
イーサリアムがおすすめな人は下記の通りです。
- 本気で稼ぎたい人
- 長期的に頑張れる人
- ある程度の資金的余裕がある人
- 将来的にイーサリアムで取引するつもりがある人
余談:筆者ならイーサリアムでNFT売買をはじめます
なぜなら、売れる可能性も稼げる可能性も高いから。
NFTアートが売れる方法を6つ解説【売れるNFTの特徴】で解説していますが、NFTは作品そのものよりもマーケティングで売れ行きが決まります。
それならば、より大きなマーケットに飛び込んだほうが稼ぎやすいです。
筆者は稼ぐことを目的にしているので、はじめからイーサリアムを選びます。
ポリゴンとイーサリアムの違いを解説:まとめ
OpenSeaでNFTを出品するなら、ポリゴンとイーサリアムを使い分けるのがおすすめです。
それぞれの特徴、メリット・デメリットを踏まえて選びましょう。
ポリゴン(Polygon)がおすすめな人
ポリゴンがおすすめな人は下記の通りです。
- まずは様子見したい人
- 手数料を押さえたい人
- 売れなくてもいい人
- 頻繁な売買を楽しみたい人
ポリゴンは、NFTを楽しめればよい人が向いています。
イーサリアム(Ethereum)がおすすめな人
イーサリアムがおすすめな人は下記の通りです。
- 本気で稼ぎたい人
- 長期的に頑張れる人
- ある程度の資金的余裕がある人
- 将来的にイーサリアムで取引するつもりがある人
イーサリアムはコインチェックでの購入が便利ですので、ご活用ください。
>>>コインチェック公式サイト
本記事が、あなたの役に立てたことを祈っております。
今回は以上です。
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