このような悩みを解決します。
- NFTの価格設定方法3つ
- NFTの価格設定のポイント
- NFTの価格設定でやってはいけないこと
- 売れるNFTの作り方
NFTの価格設定は超重要です。
どのくらい大事かというと、魚にとっての水くらいですかね。
NFTの価格が適正でないと全く売れないためです。
とはいっても、どうやってNFTの値段を決めればよいのかわからない方も多いでしょう。
そこで今回は、NFTの価格設定方法を3つご紹介します。
値段をつける際のポイントや注意点も解説するので、サクッとご確認ください。
【前提】NFTの販売価格設定は超重要
NFTの価格設定は超重要です。
なぜなら、買い手にとってのNFT価格は、購入するかどうかの決め手になるから。
高すぎると判断されれば購入されませんし、安すぎると思われても売れません。
ルイヴィトンが100円で売っていたら、偽物を疑うのと同じです。
NFTアートの販売価格は、高くても売れないし安くても売れないので、慎重に決めましょう。
NFTマーケットを見ていると、値段を雑につけている方をよく見ます。
そのたびに「この価格じゃあ売れないだろうな…」と思いますし、その後は値下げのオンパレードなんてことも…
最初だけ高めの価格設定にしておき、徐々に値下げしていけば安全です。
ちなみに、OpenSeaでは出品後の値上げができないので注意してくださいね。
また、NFTアートの価格設定は、二次流通も考えたうえで決めましょう。
詳細は後ほど解説しますが、NFTで効率的に稼ぐなら長期的目線が必要になります。
ここでは、NFTアートの価格設定をテキトーにするのはNGということを、頭に入れておいてください。
NFTの価格設定法3選|NFTアートの値段のつけ方
NFTアートの価格設定方法は、下記の3つがおすすめです。
- NFTの価格設定法①:希望利益から逆算して価格設定する
- NFTの価格設定法②:とりあえず出品して様子を見る
- NFTの価格設定法③:薄利多売戦略をとる
1つずつ解説します。
NFTの価格設定法①:希望利益から逆算して価格設定する
NFTアートの価格設定法その1は、希望利益から逆算して価格設定することです。
文字通り、どのくらいの利益が欲しいかを先に考え、逆算して価格を決める方法ですね。
ポイントは「このくらいで売れたらいいなぁ」ではなく、「〇円の利益が欲しいから〇ETHで出品する」というように、正確に価格を決めること。
正確さを求めることで価格へのこだわりが生まれ、効率的に利益を出せるようになります。
NFTの価格設定法②:とりあえず出品して様子を見る
NFTアートの価格設定法その2は、とりあえず出品して様子を見ることです。
おそらく、多くの方がこの方法だと思います。
ただ、そのほとんどが売れていないのが現実ですよね。
なぜなら、なんとなーく価格を決めてしまっているから。
様子見であっても、「このくらいの値段でいいや」では売れません。
NFTの価格設定が雑だと、「この作品のクリエイターは本気で売る気がないのか?買わないほうがいいのでは?」と買い手は感じるためです。
とりあえず出品する際は、このくらいの価格ならば自分の実績(NFT)でも売れるのでは?という仮説を立ててNFTの値段をつけましょう。
仮説を立証するイメージですね。
当たりを見つけられれば、その後の収益化は非常にスムーズになります。
NFTの価格設定法③:薄利多売戦略をとる
NFTアートの価格設定法その3は、薄利多売戦略をとることです。
実績がないけど、これから本格的にNFTで稼ぎたい方におすすめの方法ですね。
薄利多売のメリットは以下の3つ。
- 顧客(リスト)を獲得できる
- 実績を得られる
- 宣伝に使える
NFTを販売した人とつながりができるので、顧客リストを作れます。
顧客リストがあれば、リピーターになってもらうためのアプローチもできるでしょう。
また、「NFTアートを〇点売っている」という実績も作れます。
「販売実績がある=NFTクリエイターとしての信頼性」になるので、今後のNFTクリエイターとしての活動に大きな影響をもたらします。
そして、販売実績がそのまま宣伝効果をもたらす点が、薄利多売3つ目のメリットです。
「NFTを〇点売った方法」というnoteを販売することもできますし、SNSで集客する際の宣伝にもなります。
NFT販売における認知度の高さはかなり大事です。
注意点としては、手数料に注意することです。
NFTの売買で発生する手数料が高すぎて収益がマイナスになっては意味がありません。
あくまでも「薄利多売」なので、最低限利益が発生する程度の価格設定にしましょう。
NFT価格設定のポイント【二次流通も狙おう】
NFTアートの価格設定では、二次流通も意識しましょう。
OpenSeaには二次流通の仕組みがあり、自分の作品が転売された場合に収益が入るようになっています。
つまり、最初に売れたら終わりではなく、転売されればされるほど収益が発生するというわけですね。
価格を高くしすぎると転売しにくくなりますが、安くしすぎても収益がほとんど入りません。
そこそこ売れやすく、そこそこ転売収益が発生するような価格にすることがポイントになります。
ちなみに、転売収益がどの程度入るかは自分で決められます。
大体は、5%~10%で設定することが多いですね。
ただ、10%にしてしまうと買い手にとってのデメリットが大きくなるので、売れにくくなるリスクがあります。
様子見なら5%、強気で行くなら10%でよいでしょう。
NFTの価格設定でやってはいけないこと3つ
NFTの価格設定でやってはいけないことは下記の3つです。
- NFTのNGな価格設定①:ガス代を意識しない
- NFTのNGな価格設定②:価格を高くしすぎる
- NFTのNGな価格設定③:どんどん値下げする
1つずつ解説します。
NFTのNGな価格設定①:ガス代を意識しない
NFTの価格設定では、ガス代(手数料)を必ず意識しましょう。
販売価格が安すぎると、手数料を支払っただけで赤字になってしまいます。
例えば、販売価格が5000円だったとして手数料が1万円なら、売れたとしても5000円の赤字ですよね。
これでは売れても意味がありません。
NFTの販売価格を決めるときは、手数料で引かれる分を意識して設定しましょう。
NFTのNGな価格設定②:価格を高くしすぎる
NFTの販売価格を高くしすぎてもいけません。
単純に売れにくくなります。
実績がないうちは、手が届きやすい価格に設定して売れやすくしましょう。
NFTのNGな価格設定③:どんどん値下げする
売れないからといって、NFTの販売価格をどんどん下げるのも良くありません。
なぜなら、価格を下げることは価値の低下を意味するから。
NFTコレクター(買い手)は価値を重視しています。
日に日にNFT作品の価格を下げたら、その作品の価値が低くなっているということをコレクターにアピールすることと同義です。
価値がない作品を購入するコレクターはいないので、NFT作品の販売価格を下げ続けることは避けるべきでしょう。
NFTアートで稼ぐための販売戦略【売れるNFTの作り方】
NFTアートの価格設定方法や注意点を解説しました。
しかし、それだけではNFTは売れません。
以下6つのポイントを押さえてNFTアートを作る必要があります。
- NFTアートが売れる方法①:NFT作品のコンセプトを統一する
- NFTアートが売れる方法②:NFT作品にストーリー性を持たせる
- NFTアートが売れる方法③:独自性があるNFT作品を作る
- NFTアートが売れる方法④:作品総数を限定する
- NFTアートが売れる方法⑤:マーケティングを徹底する
- NFTアートが売れる方法⑥:ポリゴンではなくイーサリアムで出品する
上記は、売れているNFTアートの特徴です。
売れていないNFTは、上記を意識せずに作成された場合が多いですね。
ポリゴンの信頼性はイーサリアムより低く、ブランド力もないためですね。
イーサリアムに乗り換えただけで稼げるようになった人もいるので、ポリゴンからの乗り換えも検討すべきでしょう。
詳細は、NFTアートが売れる方法を6つ解説【売れるNFTの特徴】でまとめているので参考にしてください。
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NFTの販売価格の決め方:まとめ
NFTアートの価格設定方法は、下記の3つです。
- NFTの価格設定法①:希望利益から逆算して価格設定する
- NFTの価格設定法②:とりあえず出品して様子を見る
- NFTの価格設定法③:薄利多売戦略をとる
いずれかの方法を実践してNFTの価格を決めましょう。
もちろん、テキトーな価格に決めて販売することはNGです。
しっかりとNFTの販売価格を考えて戦略を練りましょう。
また、自作のNFTが売れない方は、OpenSeaで売れない時の対処法5選|OpenSeaで販売するコツを参考にしてください。
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本記事が、あなたの役に立てたことを祈っております。
今回は以上です。