このような悩みを解決します。
- 仮想通貨(暗号資産)を大学生が始めるメリット・デメリット
- 仮想通貨(暗号資産)で大学生が失敗しない方法
- 仮想通貨(暗号資産)を大学生が始める際の注意点
- 仮想通貨(暗号資産)で大学生がしてはいけないこと
仮想通貨(暗号資産)といえば、ビットコイン(BTC)。
2021年には1BTCが700万円を超え、2022年以降は1000万円を超えてくると予想されています。
激熱な仮想通貨(ビットコイン)ですが、「大学生でも始められるの?損しない?知識がないから不安…」という方も多いでしょう。
そこで本記事では、実際に仮想通貨(ビットコイン)を保有している筆者が、仮想通貨投資を大学生が始めるメリット・デメリットを解説します。
仮想通貨(暗号資産)の始め方や損をしないための方法はもちろん、大学生がしてはいけないこともまとめました。
本記事を読めば、仮想通貨(暗号資産)を大学生が購入しても大丈夫なのか、何に気を付ければ損せずに稼げるのかわかります。
そもそも、仮想通貨(暗号資産)とは?【ビットコインって何?】
仮想通貨(暗号資産)をこれから始める大学生は、「仮想通貨ってなに?どういう仕組みなの?」という部分を押さえておきましょう。
ここを知らないと、マルチ商法や悪徳セミナーに参加して、高額な商材を買わされるかもしれないためです。
はじめに、仮想通貨(暗号資産)とは?から解説していきます。
日本銀行によると、仮想通貨(暗号資産)の定義は以下の通りです。
「暗号資産(仮想通貨)」とは、インターネット上でやりとりできる財産的価値であり、「資金決済に関する法律」において、次の性質をもつものと定義されています。
- (1)不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル等)と相互に交換できる
- (2)電子的に記録され、移転できる
- (3)法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではない
出典:日本銀行公式サイト
ちなみに、法定通貨と暗号資産(仮想通貨)の違いは以下の通りです。
- 法定通貨:国家や中央政府によって管理されている
- 暗号資産(仮想通貨):管理者は不在
法定通貨は日本なら「円」、アメリカなら「USD(ドル)」ですよね。
一方、暗号資産(仮想通貨)の代表的ものは、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)になります。
仮想通貨(暗号資産)最大の特徴は、通貨を管理する「中央銀行」が存在しないことです。
日本には日本銀行があり、「円」を発行・管理していますが、仮想通貨(暗号資産)には日本銀行のような存在がなく、必要もありません。
このように、これまでの常識を覆している点が、仮想通貨(暗号資産)最大の特徴といえます。
仮想通貨と暗号資産の違い
これまで、「仮想通貨(暗号資産)」と記載してきました。
勘が良い方は、仮想通貨と暗号資産は別物?と思ったことでしょう。
結論から言うと、仮想通貨と暗号資産は同じものです。
正式名称は暗号資産ですが、世間的には「仮想通貨」が一般的なので、伝わりやすいほうを使えばいいと思います。
仮想通貨(ビットコイン)の仕組み【何ができるのか】
ビットコインとは「世界初のブロックチェーンを基盤としたデジタル通貨」のことです。
つまり、ビットコインは「個人間・企業間をとわず、正確で安全な取引ができること」を実現しているといえます。
ブロックチェーンは世界中のPCが繋がり、相互にデータを保管するため、データの改ざんが難しいという特徴があります。
仮想通貨(暗号資産)を大学生が始める5つのメリット
仮想通貨(暗号資産)を大学生が始めるメリットは、以下の5つです。
- 大きく稼げるポテンシャルがあるから
- 少額(500円~)で始められるから
- 仮想通貨(ビットコイン)の価格は上昇し続けているから
- 投資の勉強ができるから
- 就活しなくて済むかもしれないから
1.大きく稼げるポテンシャルがあるから
暗号資産(仮想通貨)は、大きく稼げるポテンシャルを秘めています。
ビットコインがわかりやすいですよね。
下記はビットコインのチャートですが、2017年には80000円付近だったものの、4年後の2021年には7,000,000円を突破しました。
2022年3月時点では460万円付近をうろついていますが、今後は1000万円を超えてくると予想されています。
ビットコイン以外の銘柄として急騰したのは「柴犬コイン(SHIBA INU/SHIBA)」と呼ばれる暗号資産です。
2021年1月に¥0.00000105だったものの、2021年10月には¥0.009まで上昇し、約8571倍になっています。
2021年1月に10万円分の柴犬コインを購入していれば、10月には8億5千7百10万円になっていたということです。
このように、暗号資産には短期間で大きく稼げるポテンシャルがあります。
2.少額(500円~)で始められるから
暗号資産(仮想通貨)は、500円から始めることができます。
ほとんどの大学生は飲み会などの影響でカツカツだと思いますが、ワンコインならば簡単に始めやすいでしょう。
暗号資産は、株やFXのように元手が数十万円・数百万円と必要ないにもかかわらず、大きく稼げる点がメリットです。
3.仮想通貨(ビットコイン)の価格は上昇し続けているから
仮想通貨(ビットコイン)の価格は、長期的にみると上昇し続けています。
つまり、今後も価格が上昇する可能性が高いというわけです。
ちなみに、下記は米国株式インデックスファンド(S&P500)ですが、同じように上昇し続けています。
仮想通貨と株式の関連性は不明ですが、仮想通貨(ビットコイン)が不安な方は米国株が安全ですよ。
4.投資の勉強ができるから
暗号資産(仮想通貨)は、投資先としてメジャーになりつつあります。
2022年3月15日、ロシアのウクライナ侵攻を受けてロシアの通貨「ルーブル」が暴落を続けた結果、ロシアの富裕層は暗号資産を使って資産をも守ろうとしているほどです。
ロシア富裕層、UAEに殺到 仮想通貨使い制裁回避 https://t.co/l095hqlOgO
— ロイター (@ReutersJapan) March 14, 2022
安全資産と言われる金ではなく暗号資産を選んでいる点も、暗号資産がこれからの投資先としてメジャーになることの証左です。
今から暗号資産投資を始めておけば将来的に有利になるので、大きく稼げる可能性があります。
5.就活しなくて済むかもしれないから
暗号資産(仮想通貨)で大学生の時に一発当てられれば、就活しなくて済むかもしれません。
10万円が1億円になることはお伝えした通りですし、毎年のように数銘柄が多くの億り人を生み出していますからね。
大学生のころになんとなく買っておいた暗号資産が数年後に暴騰すれば、社会人になっていたとしてもその時点で仕事を辞めていいわけです。
しかも、投資する金額は500円からでOKですし、余裕があるなら10万円という大学生でも届くレベルの元手でいい…。
また、もし稼げなかったとしても、大学生で暗号資産投資をしていた事実は就活で使えます。
ぶっちゃけ、少額で始められるのに億り人になれる可能性を秘めている暗号資産は、始めない理由がないですね。
仮想通貨(暗号資産)を大学生が始めるデメリット3つ
仮想通貨(暗号資産)を大学生が始めるデメリットは以下の3つです。
- 損失が出る可能性がある
- ハッキングされる恐れがある
- 価格変動が気になって講義に集中できない
1.損失が出る可能性がある
暗号資産(仮想通貨)は投資なので、損失が出る可能性はあります。
誰もが必ず稼げるわけではないので、頭に入れておいてください。
投資はリスクをとるからリターンを得られるのです。
2.ハッキングされる恐れがある
暗号資産(仮想通貨)は、ハッキング被害にあうリスクがあります。
ハッキング被害で有名なのはコインチェック事件でしょう。
2018年1月26日、暗号資産(仮想通貨)取引所大手の「コインチェック」から580億円相当のネム(NEM)が流出しました。
コインチェックはこの一件でセキュリティが非常に硬くなり、今では安心できる取引所になりましたが、立て直せなくて倒産している取引所もあります。
ハッキングは取引所のセキュリティ頼りですが、個人がフィッシング詐欺にあうケースもあるので、IDとパスワードの管理は厳重にしましょう。
具体的な対策は、暗号資産(仮想通貨)は盗まれる?盗まれる理由と対処法を解説を参考にしてください。
3.価格変動が気になって講義に集中できない
暗号資産(仮想通貨)を購入したばかりだと、価格変動が気になって仕方なくなります。
暗号資産は1日でも数倍、数十倍になることがあるので、価格が上がろうが下がろうが落ち着けない人もいます。
大学生は学びが本分なので、暗号資産に振り回されないようにしてください。
仮想通貨(暗号資産)で大学生が失敗しない方法3選【実体験】
仮想通貨(暗号資産)で大学生が失敗しない方法は以下の3つです。
筆者は暗号資産歴2年&株式投資歴6年ですが、経験を踏まえてまとめました。
- メジャー銘柄(ビットコインやイーサリアムなど)を購入する
- 長期投資前提で保有する
- レバレッジをかけない
1つずつ解説します。
1.メジャー銘柄(ビットコインやイーサリアムなど)を購入する
暗号資産の購入は、メジャーな銘柄に絞りましょう。
なぜなら、マイナー銘柄は価値が0になるリスクが大きいためです。
ビットコインやイーサリアムといったメジャー銘柄は、現時点で価値が安定してきたので大きく価値が下がるリスクはなくなってきました。
インフルエンサーに乗せられてマイナー銘柄を購入すると、本当に痛い目にあいますよ。
李家と創価学会による仮想通貨詐欺の実態 イケハヤがすすめていた仮想通貨が12億分の1に大暴落 | RAPT理論+α https://t.co/WY1ZRyvDV3
— ねこ野郎 (@nekojimochi) November 6, 2021
2.長期投資前提で保有する
暗号資産の購入は、長期投資前提で行いましょう。
なぜなら、短期の売買で利益を上げることは難しく、損するリスクが大きいからです。
ネットには、デイトレ(1日で何回も取引すること)で数百万円稼いでいる人がいますが、彼らの資金は数億円ですし経験値が違います。
資金が少ない大学生こそ、長期投資で堅実に稼ぐべきです。
3.レバレッジをかけない
大学生はレバレッジをかけないで取引してください。
なぜなら、損したときに取り返しがつかなくなるから。
レバレッジとは信用取引のことで、100万円の資金しかなくても300万円分まで購入(売却)できるようになる取引方法です。
信用取引なので大きく損失が出た場合は、強制ロスカット(強制決済)されます。
こうなると投資市場から退場することになり、非常にリスクが高いのでレバレッジはかけずに暗号資産取引をしましょう。
仮想通貨(暗号資産)投資で大学生がしてはいけないこと
前章では、暗号資産(仮想通貨)投資で大学生が失敗しない方法をご紹介しました。
他にも大学生が押さえておくべき、仮想通貨投資でしてはいけないことがあるので解説します。
- 奨学金を元手にする
- 学業を怠る
- お金を借りて購入する
1.奨学金を元手にする
大学生が仮想通貨の購入費用に奨学金を使うのはNGです。
意識していないかもしれませんが奨学金は借金であり、社会人になったら毎月返済しなければいけません。
それこそ「奨学金破産」という言葉が生まれるほど、奨学金の返済に悩まされている人もいます。
日本が国費を使って外国人留学生受入れに国会で疑問が。年180億円も税金を注ぎ 中韓の「反日」姿勢、友好親善に寄与せず。日本の大学生半数が奨学金という借金を背負い卒業後の奨学金破産が社会問題化
自民 小野田議員「日本人の学生こそ国費を投じて…世界で戦える人材に」 https://t.co/7Tcl1Af5It
— Rei Tai 揚羽の蝶🦋🇯🇵 (@reitai7157) March 12, 2022
奨学金は無料で毎月もらえるお金だと思っているかもしれませんが、金融機関から借りているお金です。
勉強のために貸してもらっているお金なので、仮想通貨の購入費用に充てないでください。
仮想通貨が暴落したら大学を中退せざるを得なくなり、入試を突破した意味すらなくなります。
2.学業を怠る
暗号資産(仮想通貨)投資は勉強したほうが良いですが、学業を怠るのは避けましょう。
学生の本分は学業であり、投資ではありません。
将来的に投資の知識は必須なので進んで投資の勉強はすべきですが、学業に支障が出ないようにしましょう。
3.お金を借りて購入する
仮想通貨のためにお金を借りることはしないでください。
アイ〇ルのような金融機関なら簡単に30万円程度は借りられます。
しかし、返済にあり得ないほど高い利率がかかっているので大学生のバイト程度では返済が難しいです。
目の前の甘い誘惑に飛びつかず、冷静に考えるべきです。
仮想通貨(暗号資産)を大学生が始める前に知っておくべき注意点
仮想通貨(暗号資産)を大学生が始めるにあたり、必ず知っておくべきことがあります。
3つあるのでご紹介しますね。
- 確定申告が必要
- インフルエンサーを信じない
- セキュリティが固い取引所を選ぶ
1つずつ見ていきましょう。
1.確定申告が必要
仮想通貨(暗号資産)で20万円以上の利益が出たら確定申告が必要です。
- 売却して利益が出たとき
- 含み益の状態で別の通貨に乗り換えたとき
上記2つのパターンで確定申告が必要になります。
「②含み益の状態で別の通貨に乗り換えたとき」は知らない人が多いですが、このパターンで破産する人がいるので要注意です。
ちなみに、含み益(取得価格より現在値が高くなっている状態)の時点では利益は発生しないので確定申告は必要ありません。
2.インフルエンサーを信じない
インフルエンサーを信じて暗号資産(仮想通貨)を購入しない方が良いです。
なぜなら、彼らは自分が儲けるために買い煽りをしているだけだから。
インフルエンサーが高値で売却するために「この仮想通貨が来る!儲けられるから買っとけ!」と詐欺まがいのことをしているのです。
青汁王子が推奨している仮想通貨3種類。
バナナ、エバードーム、bitdao。
どれも酷い嵌め込みチャートになってる。
インフルエンサーが推した時だけ一瞬上がって、あとはダダ下がり。 pic.twitter.com/azZozi6kNb— みねしましゃちょー (@mineshimasyacho) March 15, 2022
インフルエンサーに憧れて尊敬するのは構いませんが、買い煽りにはのらないでください。
大損して終わるだけです。
3.セキュリティが固い取引所を選ぶ
暗号資産(仮想通貨)には盗難されるリスクがあるので、セキュリティが固い取引所を選びましょう。
手数料の関係で海外の取引所がすすめられがちですが、海外のは「上級者向け」です。
資産が多く、英語ができて海外取引所の知識もある「トレーダー」でないと海外取引所はおすすめできません。
はじめて暗号資産の売買をするなら、セキュリティが固くて操作もしやすく、万が一盗難されても保証が見込める国内の大手取引所にしましょう。
仮想通貨(暗号資産)を大学生が始める5つのメリット:まとめ
仮想通貨(暗号資産)を大学生が始めることは簡単にできます。
500円から小額で始めても良し、10万円などギリギリ出せる範囲で購入し、数年後までガチホするのも良しです。
ただし、大学生の本分は学業であることは忘れないでください。
日本は学歴社会ですし、せっかく入学した大学生活が無駄になると必ず後悔します。
奨学金や金融機関に手を出さず、できる範囲で暗号資産投資を始めてみてはいかがでしょうか?
暗号資産(仮想通貨)はこれから伸びる分野なので、今のうちから投資の勉強ということで取り組んでおくと、社会に出てから頼れる収入源にできるかもしれませんよ。
ビットコインなどの暗号資産を購入するなら、コインチェックがおすすめです。
口座開設が無料で使い方がわかりやすく、セキュリティが非常に硬いためです。
具体的な口座開設方法や売買の仕方は、コインチェックの登録・口座開設・入金・取引方法を初心者向けに解説でまとめているので参考にしてください。
「NFT」という言葉を聞いたことがないかもしれませんが、NFTは次世代技術として非常に有望で、ナイキやアディダス、メタ社(旧Facebook)といった超大手企業がこぞって参画しているほどです。
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暗号資産(仮想通貨)より小額で始められて、低リスクで稼げる可能性もあるので、絵が描ける方はNFTの方が稼げるかもしれません。
詳細は、【NFTアート・デジタルアート】の作り方・売り方を初心者向けに解説でまとめているので、参考にしてください。
今回は以上です。