このような悩みを解決します。
- 「NFTアートには手を出すな」と言われる理由
- 「NFTアートには手を出すな」は無視でいいワケ
- NFTアートを始める際の注意点
「NFTアートってやつが儲かるらしいから自分も始めてみようかな。小学生が380万円稼いだみたいだし、そんなに難しくないでしょ!」
このように考えたのは筆者だけではないはず…
結論からいうと、「NFTアートには手を出すな」という意見は無視でいいです。
「手を出すな」と言いたくなる気持ちもわかるのですが、情弱をライバルにさせないための発言だからですね。
そのくらい「NFTアートには手を出すな」と言われる理由はくだらないので、サクッとご確認いただければと思います。
「NFTアートには手を出すな」と言われる3つの理由
NFTアートには手を出すなと言われる理由は以下の3つです。
ぶっちゃけ、新技術の誕生時に「毎回」いわれることなので、くだらないですよ…
- 偽物が出回っているから
- ほとんどの人は稼げないから
- 法律が整備されていないから
1つずつ解説しますね。
1:偽物が出回っているから
NFTアートには手を出すなと言われる理由の1つ目は、偽物が出回っているからです。
初心者が始めても騙されて終わる可能性が高いので「NFTアートはやめとけ」と言われています。
ちなみに、NFTアートで稼ぐ方法は主に2パターンです。
復習もかねてご確認ください。
- 自分でNFTアートを作って販売する
- NFTアートを転売する
「①自作して販売」パターンなら騙されないんじゃないの?と思った方もいると思います。
確かに騙されるリスクは低いのですが、あなたの作品を「無断で」NFTアートとして販売されるリスクがあるのです。
また、あなたのNFTアート作品を無断でパクり、販売されるリスクもあります。
「②NFTアート転売」に関しては、ご想像の通りです。
偽物をつかまされて大損し、NFTアート市場から退場しかねないので「NFTアートには手を出すな」と言われています。
2:ほとんどの人は稼げないから
NFTアートには手を出すなと言われる理由の2つ目は、ほとんどの人は稼げないからです。
小学生が380万円稼いだり、NFTアートの1つである「クリプトパンクス」が数十億円で取引されたり…といったニュースを聞くと、「自分でも簡単に稼げる!」と思ってしまうかもしれません。
しかし、NFTアートで稼ぐことはかなり難しいです。
理由は主に3つ。
- 実績&名声がないから
- NFTアートが供給過多だから
- マーケティングが難しいから
どこの誰なのかわからない人が作ったNFTアートを、あなたは購入したいと思いますか?
プロではなく素人が書いたアートを、あなたが所有したところで自慢できるでしょうか?
おそらく、難しいと思います。
また、NFTアート市場は過熱状態なので、作品数が増えすぎている状態です。
この中からあなたの作品を目立たせて販売することは、かなり難しいでしょう。
NFTアートを自分で作って販売しようとしても、99%の人は稼げないのが現実です。
運が良ければ大富豪のお眼鏡にかなって数百万円・数千万円で売れるかもしれませんが、確率は宝くじよりも低いと思ってください。
ちなみに、平均価格2400万円、最高額20億円越えのクリプトパンクス(ドット絵)については、【NFTドット絵の作り方】CryptoPunks(クリプトパンクス)の作成・販売方法で解説しています。
NFTアートを始めるなら100%知っておくべき知識なので、あわせてどうぞ。
3:法律が整備されていないから
NFTアートには手を出すなと言われる理由の3つ目は、法律が整備されていないからです。
NFTアートが過熱したのは2021年9月ごろ。
つまり、NFTアートに関する法律はまったく定められていません。
例えばNFTアート作品を転売しようとして「偽物」を購入してしまったとします。
この場合、
- 偽物を販売(転売)した人
- 偽物NFTアートの作成者
上記でどちらが悪いのか不明なのです。
普通に考えたら作った人が悪いのですが、販売(転売)した人も詐欺に加担したとみなされる可能性があります。
NFTアート関連で事件があっても法律で定められていないので、「だれが」「どの程度」悪いのか不明であり裁けないのです。
法の守りがないのは不安ですよね。
このような理由で、NFTアートには手を出すなと言われています。
「NFTアートには手を出すな」は無視でいい
前章では、「NFTアートには手を出すな」と言われる理由を解説しました。
ビビったかもしれませんが、ぶっちゃけると無視でいいです。
- 詐欺師がいるのはNFTアート市場だけではない
- ほとんどの人が稼げないのは「当たり前」
- ビジネスはリスクをとって稼ぐことが「当たり前」
1:詐欺師がいるのはNFTアート市場だけではない
「NFTアートは無視でいい」といえる理由の1つ目は、詐欺師はどこにでもいるからです。
詐欺師は、NFTアート市場以外にもいますよね。
それこそ、我々が普通に暮らしていても、把握しきれないほどの詐欺があります。
- オレオレ詐欺
- フィッシング詐欺
- 架空料金請求詐欺
- マルチ商法(ねずみ講) etc…
このように、詐欺は日常でも起こっています。
NFTアート市場における詐欺だけを危険視して「NFTアートには手を出すな!」と騒ぐのはおかしくありませんか?
まるで、何も知らない初心者を騙そうとしているみたいです。
これではどちらが詐欺師なのかわかりませんね…
もちろん、「騙されるのが怖い…」と思うことは当然ですよ。
しかし、すでに確立された社会でも詐欺は横行していますよね。
NFTアートだけが危険なのではなく、NFTアート「も」危険なのです。
2:ほとんどの人が稼げないのは「当たり前」
「NFTアートは無視でいい」といえる理由の2つ目は、ほとんどの人が稼げないのは「当たり前」だからです。
NFTアートをこれから始めるということは、完全な初心者ですよね。
初心者が簡単に稼げないのは当たり前ですし、NFTアートに限った話でもありません。
誰でも最初は自転車に乗れないように、NFTアートでも稼げるまではある程度の経験と時間が必要です。
初心者が大量に参入しているNFTアート市場において、ほとんどの人が稼げないのは当たり前といえます。
はじめのうちは稼げなくて当たり前です。
大事なのは、「NFTアートで稼げるまで続けられるか」なので、「NFTアートには手を出すな」なんて意見は無視でOKですよ。
3:ビジネスはリスクをとって稼ぐことが「当たり前」
「NFTアートは無視でいい」といえる理由の3つ目は、ビジネスはリスクをとって稼ぐことが「当たり前」だからです。
NFTアートには手を出すなと言われる理由は以下の3つでした。
- 偽物が出回っているから
- ほとんどの人は稼げないから
- 法律が整備されていないから
これらすべてはたしかに「リスク」です。
しかし、リスクがないビジネスなんてありませんし、リスクをとるからこそ大きく稼げるわけですよね。
NFTアートは「始まったばかり」で、先行者が優位な状況にあります。
つまり、「NFTアートには手を出すな」という言葉に流されてやらなければ、稼げるチャンスを見逃してしまいます。
リスクのないビジネスなんて存在しません。
他人の「やめとけ」という言葉を信じてチャンスを見逃すのか、実際に挑戦してから真偽を見極めるのか。
この点が稼げる人と稼げない人の最大の違いです。
NFTアートを始める際の注意点3つ【騙されないための対処法】
それでは、NFTアートを始めるなら何に気をつければよいのでしょうか。
初心者は、以下の3つに注意することで騙されるリスクを減らせます。
- 仕組みを勉強すること
- インフルエンサーの口車に乗らないこと
- 国内大手の取引所を使うこと
1:仕組みを勉強すること
NFTアートの仕組みを勉強してから始めれば、あなたを騙そうとする輩を排除できます。
NFTアートを不当な価格で買わされそうに(売らされそうに)なっても、勉強して相場を知っていれば騙されることはありません。
保険の営業が良い例ですね。
保険を売りつけてくる人は、「顧客の知識のなさ」と「不安」につけこんで商品を売り込もうとします。
徐々に不安が大きくなった顧客は、どう考えても不要な保険に加入してしまうというわけです。
保険に関してもしっかり勉強しておけば、
- 本当に自分に必要な保険なのか
- 同じ内容でもっと安い保険があるのではないか
- 名称が違うだけで内容が同じ保険に加入させられていないか
といったことがわかります。
NFTアートを始める際も、
- NFTアートの作り方・売り方
- 相場はどのくらいなのか
- どんなアートが売れているのか
といった仕組みを勉強しておけば、騙されて損するリスクが大きく減らせます。
2:インフルエンサーの口車に乗らないこと
インフルエンサーの口車に乗らないことも、NFTアートで損しないためのポイントです。
なぜなら、インフルエンサーと呼ばれる人はフォロワーをあおって価格を高騰させ、自分だけが儲けようとしているから。
イケ〇ヤ氏がいい例ですね。
イケハヤは詐欺師です。
批判されているのは、取り扱うモノがYouTubeであれNFTであれ暗号資産であれ、「誤解を招く説明」「虚偽(嘘)」を用いて不特定多数の消費者に金や個人情報を出させてる事。
イケハヤの詭弁を見抜けるかどうかは重要なリテラシーの境目やで。— 柳メロンパン (@87gimeronpan) November 29, 2021
誤字はとりあえず置いておいて、ほんと面白いな。自分で年利10%の投資案件は詐欺を疑えと言っておきながら、その5日後に年利10%の仮想通貨分散投資を勧めるイケハヤ師匠。ストロングゼロの飲みすぎで数日前に自分が動画にしてまで言ったことを忘れてしまったのか? pic.twitter.com/SwKvdd1hou
— Blogger Watchdog (@problogger_jp) August 19, 2019
Twitter、音声会話サービス「Space」開始。https://t.co/PgzSMsWotM
Clubhouse終了のお知らせ。イケハヤやマナブなどの「詐欺師系上級国民」の溜まり場が潰れたもよう。https://t.co/qaM3DrwLNzhttps://t.co/zeDyUwwrGd
イルミナティの計画はどれも上手くいっていない。 https://t.co/WOC08ql9j8 pic.twitter.com/OlDP4LJrPE— god_bless_you_ (@god_bless_you_) May 4, 2021
アンチが多いのかな…と思っていたところ、こんな記事もありました…
李家と創価学会による仮想通貨詐欺の実態 イケハヤがすすめていた仮想通貨が12億分の1に大暴落 https://t.co/ioCqYQ2qwe
— RAPT理論+α (@Rapt_plusalpha) June 20, 2021
というわけで、インフルエンサーの話を鵜呑みにすると、かなりの確率で痛い目に遭います。
うまい話なんてないんですよね。
だまされないために、自分で勉強して知識を貯めておきましょう。
3:国内大手の取引所を使うこと
NFTアートを始めるなら、仮想通貨「イーサリアム(ETH)」が必須になります。
NFTを購入する際はもちろん、売却したり出品したりする際の「共通通貨」だからです。
イーサリアムの購入は「仮想通貨取引所」でできますが、国内大手取引所でイーサリアムを売買しましょう。
理由は以下の4つ。
- 海外取引所では詐欺やハッキングの恐れがある。
- 国内とは違う法律や規制が存在するので、トラブルに巻き込まれる可能性がある。
- 海外取引所は無登録業者が多い。金融庁が警告をしているのが現状。
- 海外取引所では日本円での取引がスムーズにできない。もともと資産家向け。
国内取引所でもハッキングの危険性はありますが、セキュリティ対策が全く違います。
また、海外では無登録業者が乱立しているので、トラブルや詐欺に巻き込まれるリスクが高いのです。
海外取引所は上級者向けなので、慣れるまではコインチェックといった国内取引所の利用をおすすめします。
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「NFTアートには手を出すな」と言われる理由:まとめ
NFTアートには手を出すなと言われる理由は以下の3つでした。
- 偽物が出回っているから
- ほとんどの人は稼げないから
- 法律が整備されていないから
しかしこれらは、NFTアート以外においても言えることです。
NFTアートは始まったばかりなのでリスクがあるものの、大きく稼げるチャンスでもあります。
この機会をリスクと捉えて何もしなければ稼げませんし、チャンスととらえて行動すれば大きく稼げるようになっているかもしれません。
NFTアートは5000円~1万円で出品・販売できるので、無理のない範囲でやってみてはいかがでしょうか?
初心者でもわかる方法を、デジタルアートの作り方・売り方|NFTアートを無料アプリで作成・販売する方法でまとめたので参考にどうぞ。
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今回は以上です。