出典:クリプトパンクス公式
このような悩みを解決します。
- CryptoPunks(クリプトパンクス)とは
- CryptoPunksのようなドット絵NFTアートの作り方と売り方
- NFTアートの始め方
CryptoPunks(クリプトパンクス)とは、ドット絵のNFTアート作品シリーズのことです。
2021年8月23日、クレジットカード大手のVISAが15万ドル(約1650万円)でクリプトパンクの1つを購入し、大きな話題になりました。
Multinational payments giant Visa revealed it has purchased a non-fungible token (#NFT) from the #Cryptopunks collection. https://t.co/vbsjQMrSeM
— Bitcoin News (@BTCTN) August 23, 2021
本記事では、CryptoPunks(クリプトパンクス)のようなドット絵NFTアート作品の作り方や売り方を、初心者向けにご紹介します。
NFTアートを作るには、イーサリアムが必須です。
持っていない方は、先にコインチェックで購入しておきましょう。
【NFTドット絵】CryptoPunks(クリプトパンクス)とは?
出典:クリプトパンクス公式
CryptoPunks(クリプトパンクス)とは、1万のデジタルキャラクター画像から構成されるNFT・デジタルアートシリーズのことです。
24✕24ピクセルで1作品が作られており、すべての作品の所有権がイーサリアムブロックチェーンに記録された「NFT」になっています。
NFTとは「Non Fungible Token」の略であり、「代替不可能なトークン」のこと。改ざんや複製が困難なデジタルデータを意味します。
サービス開始は2017年であり、Matt Hall氏とJohn Watkinson氏が設立した「Larva Labs」によって管理・運営されています。
リリース当初は無料で配布されていましたが、NFTに注目が集まってからは平均価格が約20万ドル以上(約2150万円)と高額です。
【NFTドット絵】CryptoPunks(クリプトパンクス)が高額になっている3つの理由
出典:クリプトパンクス公式
CryptoPunksは1万個で構成されているNFTアートシリーズですが、1個当たりの平均価格は2150万円を超えており、最高額は27億円(2022年3月時点)です。
CryptoPunksがこれほど高額になっている理由は3つ考えられます。
- 希少性
- 歴史
- トレンド
CryptoPunksが高騰している理由の1つ目は、希少性です。
世界中で10000点しかない「デジタルアート」であり、同じ作品など1つもない「1点物」なので、価値を見出されています。
フェラーリやランボルギーニが、特別仕様車を世界で数十台しか販売しないことと同じですね。
CryptoPunksが高騰している理由の2つ目は、歴史の古さです。
CryptoPunksは2017年から始まっており、NFTアート・デジタルアート作品としては最古の歴史を持ちます。
「NFTアートといえばCryptoPunks」といわれるようになったこともあり、CryptoPunksの価値は急上昇しました。
CryptoPunksが高騰している理由の3つ目は、トレンドだからです。
CryptoPunksに限らず、2021年9月ごろから世界中で「NFTアート」がトレンドになっています。
2021年8月、クレジットカード大手のVISAが約1650万円でCryptoPunksの1つを購入したことがきっかけです。
これを機に、世界中の投資家や大企業・資産家たちが「暗号資産の次はNFT」という認識をしています。
NFTアートというトレンドに乗り遅れないために、最古のNFTであるCryptoPunksをほしがっているわけです。
【NFTドット絵】CryptoPunks風ドット絵のNFTアートを作るために用意するもの
CryptoPunks(クリプトパンクス)風のドット絵NFTアートを作るには、下記の2つが必要です。
NFTアートにするために必須なので、事前に準備しておきましょう。
- 暗号資産(仮想通貨)のイーサリアム(ETH)
- イーサリアム(ETH)を入れるMetaMask(メタマスク)
暗号資産イーサリアム(ETH)は、ドット絵をNFTにする際に必要です。
1万円あれば十分なので、先に用意しておきましょう。
MetaMask(メタマスク)は、イーサリアム(ETH)を入れておくウォレット(財布)のことです。
MetaMaskがないとNFTアート作品を作れないし、売ることも買うこともできません。
以下で、イーサリアム(ETH)の入手法とMetaMaskの導入をそれぞれ解説していきます。
1:イーサリアム(ETH)を購入する
まずは、暗号資産(仮想通貨)取引所に口座を作り、イーサリアム(ETH)を購入します。
イーサリアム(ETH)は、NFTアートの作成や売買に必須なので、ここで用意しておくと便利です。
暗号資産(仮想通貨)取引所はいくつかありますが、初心者にはコインチェックをおすすめします。
コインチェックの登録・口座開設・入金・取引方法を初心者向けに解説を参考に、口座を作るところからイーサリアム(ETH)の購入まで進めましょう。
2:MetaMask(メタマスク)を導入する
イーサリアム(ETH)を購入できたら、管理・保管するためのウォレットであるMetaMask(メタマスク)を導入します。
MetaMaskはGoogleクロームの拡張機能なので、ダウンロード&インストールは1分もかかりません。
セットアップは2分でやれるので、3分~5分で完了しますよ。
MetaMaskの導入方法からイーサリアム(ETH)の送金方法は、MetaMask(メタマスク)の始め方|イーサリアム(ETH)の送金方法を解説でまとめたので参考にしてください。
【NFTドット絵の作り方】CryptoPunks風ドット絵の作り方と販売方法
ここでは、CryptoPunks(クリプトパンクス)風ドット絵NFTアート作品の作り方を解説します。
以下の3ステップでCryptoPunksのようなドット絵のNFTアートを作れますよ!
- ステップ1:無料アプリをインストールする
- ステップ2:ドット絵のピクセルアートを書く
- ステップ3:NFTアート作品として出品する
1つずつ解説しますね。
【NFTドット絵の作り方】ステップ1:「8bit Painter」をインストールする
CryptoPunks風のドット絵を作るために、無料アプリを使います。
ドット絵を描けるアプリはいくつかありますが、ここでは「8bit Painter」というアプリで進めていきますね。
【NFTドット絵の作り方】ステップ2:ドット絵のピクセルアートを書く
アプリをインストールできたら、起動しましょう。
ここでは、「8bit Painter」をスマホで描いていきます。
「8bit Painter」をインストールすると、下記の画面が表示されます。
チュートリアルなのでサラーっとみてください。
チュートリアルが終わるとホームに来ます。
9枚の絵はスルーして、画面中央下の「+」をタップ。
「+」をタップすると、下記のようにピクセル数が選択できます。
お好みでよいですが、CryptoPunksは24×24なので合わせてみましょう。
24×24をタップすると、ドット絵の作成画面になります。
好きなように絵を描いてください。
描けたらダウンロードします。
右上の「…」から、シェア&エクスポートをタップ。
これでドット絵NFTアートの元データが作成できました。
【NFTドット絵の作り方】ステップ3:NFTアート作品として出品する(所要時間10分程度)
さきほど作成したCryptoPunks風のドット絵をNFTアートにするために、「OpenSea(オープンシー)」を使います。
OpenSeaとは、NFTアート販売所のことで、世界最大級のNFTマーケットです。
NFTにするサービスはOpenSea以外にもありますが、ここならGAS代(手数料)が一回で済むのでおすすめです。
具体的には、以下の3ステップでドット絵をNFTにして出品できます。
- OpenSeaとMetaMaskを連携する
- OpenSeaで「My Collections」を作る
- データをNFT化して販売する
MetaMaskの導入は済んでいるのですぐに終わりますよ。
所要時間は5分~10分です。
手順1:OpenSeaとMetaMaskを連携する
OpenSeaとMetaMaskを連携させます。
GoogleクロームでOpenSea公式サイトにアクセスしてください。
「作成」をクリックして、下記画面に移行したら「MetaMask」をクリック。
MetaMaskが自動で起動するので、画面の指示に従います。
「署名」をクリックして、以下の画面に遷移すればMetaMaskとOpenSeaの連携が成功です。
これで、OpenSeaとMetaMaskの紐づけができました。
イーサリアムがないと、NFTアートを作れません。
手順2:OpenSeaで「My Collections」を作る
OpenSeaとMetaMaskの連携ができたので、OpenSea上に「My Collections」を作ります。
「My Collections」とは、NFTアートを出品するためのお店みたいなものです。
それでは、OpenSeaのトップページにいきましょう。
作成をクリックすると、下記の画面に移行します。
上の画像の右上部分、黄緑色ボタンにカーソルを合わせて「My Collections(マイコレクション)」をクリックすると、下記画面になります。
上の画面になったら、「コレクションを作成する」をクリック。
下記の画面になったら、それぞれ入力していきます。
- 自分のロゴイメージ
- バナー画像
- 名前(My Collectionsの名前)
- URL(入力しなくてもOK)
- 説明(My Collectionsの概要)
- カテゴリー(作品のカテゴリー)
- リンク(SNSなど貼りたいものをどうぞ)
- クリエイターの収益・ロイヤリティ(重要につき下記参照)
- ブロックチェーン(イーサリアムでOK)
- 支払いトークン(イーサリアムでOK)
- テーマを表示(お好みで)
- 露骨で気密性の高いコンテンツ(どちらでも)
ロイヤリティーの設定では、ウォレットのアドレスを入力する必要があるので、MetaMaskのアドレスをコピーします。
最後まで入力できたら、左下の「作成」をクリックして完了です。
画面が自動で切り替わり、以下の画面になります。
ここまでくれば終わりは目前です。
あと1ステップですよ!
手順3:CryptoPunks風のドット絵データをNFT化して販売
前章の続きです。
「作成」をクリックすると、以下のような画面に切り替わります。
右上の「Add item(またはアイテムを追加)」というボタンをクリックして、先ほど作成したドット絵のデータをアップロードします。
あとは、作品の詳細を自分風に入力すればNFTアート作品の完成です。
初心者がNFTアート作品を購入するならCoincheck NFT(β版)がおすすめ
ここまでは、CryptoPunks風ドット絵のNFTアートの作り方を解説してきました。
やろうと思ったものの「MetaMaskってなに?OpenSea?英語ばっかりでヤダ…」と思った方も少なくないでしょう。
そういう時は、コインチェックのNFTマーケット(Coincheck NFT(β版))が便利です。
コインチェックは日本の企業なので、日本人が使いやすいNFTマーケットを提供しています。
コインチェックの口座開設とMetaMaskの導入ができていれば、すぐにでもNFTアートを購入・販売できます。
OpenSeaの設定が面倒だった方には、Coincheck NFT(β版)がおすすめです。
【NFTドット絵】CryptoPunks(クリプトパンクス)の作り方・売り方:まとめ
CryptoPunks(クリプトパンクス)のようなドット絵のNFTアート作り方・売り方を解説しました。
CryptoPunksはドット絵ではあるものの、10000点限定と最古のNFTということで数千万円~数十億円の価値がついています。
しかし実際には、1作品2400万円以上もするCryptoPunksとは違い、数千円~購入できる安価なNFTアート作品は数多くあります。
NFTアートに興味がある方は、安価なNFTアート作品を購入して、投資ゲーム感覚で楽しんでみてはいかがでしょうか?
CryptoPunksがそうであったように、安価なNFTアートが数年後・数十年後には数億円の価値になっているかもしれませんからね。
CryptoPunksの購入にはイーサリアム(ETH)が必要なので、コインチェックでサクッと口座開設して準備しておきましょう。
口座開設自体は無料なので、この機会にぜひ開設してみてください。
>>>コインチェック公式サイト
また、NFTアートの作り方・販売方法や買い方などの一連の流れは、【NFTアート作品・デジタルアート】の作り方・売り方を初心者向けに解説でまとめています。
NFTについてもっと詳しく知りたい方はご覧ください。
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今回は以上です。